スピーカー修理日記 -68ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

marantz7

marantz7

以前修理に来たmarantz7の初期モデルの方が・・・再び修理に!

前回の修理で復刻モデルの方が故障の度合いが酷くコンデンサーなど多く交換しました。その時この初期モデルの方は軽度の故障だった為、必要最低限のパーツ交換でした・・・!

上記の写真は前回修理した時の写真で、写っているパーツも前回修理の時の物です。

お客様は自宅で聴いているうちに復刻モデルと比べると、初期モデルの方の音が物足りなく思えてきて・・・再び修理に。

別に故障しているわけではないのですが、・・・今回は故障の修理ではなく、いい音にチューニングという事ですね。

ALPINE 6299

ALPINE-6299

アルパインの高級カースピーカーです!ホーンの造りから見てもかなりの高級品です、このユニットは過去にも当社に修理に来た事があると思います。しかしカースピーカーで修理に来るものは更に高級なFocalなどで国産の物はほとんどありません。

このような楕円ユニットの場合エッジのロール形状を形成するは難しく職人技です☆

ElectroVoice 709

ev709 20cm

いつものようにエッジ交換修理を進めていると・・・?ペキッ!・・・?パキッ??・・・何の音?

センターキャップを固定している接着剤が割れ、よく見るとセンターキャップが浮いている!コーンの素材がポリプロピレンの為、付きにくいようにも思える。この接着剤は硬化後、石のように硬く弾力性はない。その為かコーンの歪みに耐えきれず割れたのもあるようです。どちらにしてもコーン表面に残った接着剤は指で触るだけで取れてしまうほど、接着は弱い。最終的に付いている所も付いていない所も、補強接着を行いました。

KRELL KSA-50S

krellksa50s

先日、やっとスレッショルドの修理が完了したと思えば・・・今度はクレル!非常に高級感のあふれるアンプ、お店や雑誌で見たことのある人はいても内部までは中々見た人は少ないと思います。

「使用していると後が歪んでくる」との事で症状を確認。

故障原因はハンダ不良のようで怪しそうな箇所のハンダをやり直しです。その後症状は止まりましたが、今しばらく症状が出ないか現在確認中!

YAMAHA JA3065

JA3065 30cm

このところ遅れていた修理も何とかこなし追いついてきた!ホッとして次は久々のYAMAHA NS-690のウーハー・・・1台目は何の問題も無く写真左上のように我ながら綺麗に仕上がりました・・・が!2代目は???コーンが動かない!見事にマグネットがズレています。これまた久々の大手術!写真左下ヨークの表面に黒く厚く塗られているのは接着剤、今回は表面の錆があまり多くないが、接着剤が剥離しヅレた事に間違いない。組み直し接着剤が固まるのを待ってエッジ装着・・・もう少し時間がかかりそうです。

Victor SK2318A

SK2318A 30cm

ビクターのダブルマグネット同軸ユニット、なかなか力の入った造りです。当社にも昔あり現在はこのユニットが入っていた箱のみテスト用に所有!・・・ユニットは何処へ???

このユニットもダンプ剤硬化の為、fo値が75Hzと異常に高くこれでは低域が出ません。根気強くダンプ剤を取除き、硬化しないダンプ剤を塗布!foは45Hzまで下げることが出来ました。

ホーレイ社のコーン紙を使用。

JBL LE8T

le8t0418 20cm

今日もリコーン暦のあるユニットでLE8T。エッジ交換は問題なく終わりましたが、測定時に上記のような違いが・・・!高域に違いがある。これは組み立て時の丁寧さの違いではないでしょうか?

これに関しては、当社エッジによる調整では無理ですね!昨日からLE8Tを3ペアにLE14Aを3ペアと同じ物ばかり続きます。

今日のLE14Aは昨日とは異なりリコーン暦の無いもの黄色いエッジの初期物です。センター合わせは楽だったものの凹ロールエッジの為それはそれで時間がかかりました!同型式でもエッジ材や形状も色々!

JBL LE14H-1

le14a14h1
赤…LE14A
青…LE14H-1
周波数特性的には同じようです。持つと重いLE14Aが7kgだったのに対してLE14H-1は10kgもあるのです!しかしこのLE14H-1はリコーン暦があるようで、修理しづらい感覚があり!センターキャップもLE14のリコーンした物に付いているタイプです。1本はセンター出しが一般的なLE14に比べても非常にラフでギャップが広いのでは無いかと思うくらい!もう一台は完全にコーンが歪んで装着されており、センター出しも困難を極めました!下手なリコーンは大問題!

右上の写真を見るとLE8TとLE8T-Hの写真に見えてしまう。

Threshold STASIS 2

STASIS2

お待たせいたしました、修理完了しました。

トランジスタ 23個

抵抗      5本

コンデンサー 2本

ヒューズホルダー焼けて接触不良(なぜかフューズが中まで入りません)
何度も何度も分解してはまた組み立て!疲れたところにケミコンの抜けも発覚!念の為正常な片CHも交換しておきました。

その2本のケミコンをバラしてみると・・・どちらも湿っているはずのケミコンの内部は水分が蒸発してカラカラに!

今回のアンプの故障の根本的原因は、写真左手前に写っている、小さなトランジスタ不良の2本が原因で連鎖故障したものだそうです。

このアンプは他の修理業者さんで断られたり、放置されたりと大変な思いをしたと聞いております。遅くなりましたが修理完了して本当に良かった!

SONY-L03TNH(1-544-408-11)

SONY-L03TNH(1-544-408-11)

正確な型式がよくわからず、ユニット裏に書いてあった番号を書きました。

写真左上ではわかりにくいのですが、コイルの引き出し部分の断線でした。

振動板は雲母で私はあまり見た覚えがないタイプです。

赤・・・ユニット単体特性

青・・・2μFのコンデンサー付

グラフのように2μFコンデンサーを付ける事で、1kHzのピークをカットすれば、とてもフラットなツィーターですね。

今回はお客様から、「blogに書いてもいいですよ!」とQ氏の宛てにメールを頂きましたので、私も遠慮なく載せさせていただきました!