スピーカー修理日記 -52ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

YAMASHITA Audio Lab YFD18

yalyfd18

詳しい事はわかりませんが、新品当時150万円くらいしたそうです。

フィリップスLHH500を使用し視聴テスト。

以前の300万円のDAコンバーターとはまた異なりますが、確かに違います。

中低域から中域にかけて音が太くハッキリ出てきています。特にピアノやギターの音が生々しく聴こえアタック音や弦を弾いた音がハッキリしています。

coil

時々見られる症状なのですが、コーンをストロークするとボイスコイルが当たっているゴリゴリした感じがあるわけでもなく、ボビンが擦れるカサカサ感でもない。

コロコロというか、コーンの動きに違和感がある感じです。修理中コーンをどのようにしてもこの違和感が残り、コーンを外すとやはりボビン内側が上記のようにウレタンが粘っています。

これは一部のユニットでゴミ除けの為にウレタンスポンジを使用しているのですが、ウレタンエッジ同様、このゴミ除けウレタンスポンジも劣化し今回のように磁気ギャップ及びボビンに付いて悪影響を及ぼします。

残念ながら修理にはコーンを全て外す必要があり、専門業者にお任せする事をお勧めします。

lf88a

以前にご紹介したBOSEの30cmユニット、見事に外れたボビンですが、結果的にボビンには変形もなくコイルにも焼損などのダメージもありませんでした。

ただボビンがコーンから外れただけ、写真右下ボビン上部を見るとダンパー及びコーンとの接着幅は5mmほどあり、それがハイパワーで外れていたわけで、これだけのパワーが入ればそれまでにコイルが黒コゲになるはずですが、BOSEのコイルはかなりの耐久性を持っているようです。

JBL LE15A & 2215B

2215bb

先日も書きました、2231とLE15A(2215)です。上は新品当時のコーンの色、下は先日ご紹介した同じく2215コーン。どう見ても同じ物には見えませんが、よくある事なのです。原因は日焼けJBLの中でも2231Aと2121AとLE15Aは要注意です。出来れば直射日光の当たらない環境でネットを付けて使用する事をお勧めします。

ご自分のユニット日焼けは、コーンの表と裏を見れば違いが確認できます。この茶色のコーンも裏は上のグレーのコーンと同じ色です。


※しかし見た目は色が変わっていますが、音には影響がありませんのでご心配無く。

Lowther PM-6

pm6c

先日もご紹介したLowtherのコーンですが、一般的なスピーカーの造りとどう違うのか検証してみました。

やはり大きく違うのはハンドメイドでカットされたボビンとコーンの接着面です、他のメーカーではボビン付け根とコーンの付け根は辺で接着されているのに対してLowtherは面で接着。写真右上は下がコーンです、このコーンの付け根がギザギザに見える接着面です。

更にボビンの付け根も同様に写真右下にあるようにサブコーンの内側にギザギザに面接着されています。

そしてサブコーンの付け根はメインコーンの内側(写真右下の下)にあるように面接着。

ここまでしっかりボビンとコーンを接着しているメーカーは他にありませんし、Lowtherの秘密の1つではないでしょうか。

JBL LE15A & 2215B

2215b

左右は基本的には同じコーン同じスピーカーです。

しかし使用されていた環境でココまで色も変わってしまいます。どちらもリコーン暦が無く表面の風合いなども同じですが、色が違う。

しかし左の写真のグレーのコーン自体でも新品の頃に比べると色があせているのです。

Lowther PM6

pm6c

上の写真はローサーPM6のコーンのクローズアップ写真です。

写真右上のように方眼紙で作ったのでしょうか、切り口も揃ってなく手作りを思わせます。

ちなみに全てが方眼紙の模様が出ているものではありません。

コーン及びボビンにはニスのようなものが染み込んで硬く仕上がっています。

このLowtherのコイルを拡大してみるとよくわかるのですが、写真上の左右の写真のようにコイルはボビンの外だけではなく中にも巻いてあります。

BOSE LF-88-A

lf88a 30cm

以前、かなりの重症で修理に来たBOSEのユニット修理完了しました。

BOSE301のコーンに比べ更にコーンは分厚く、BOSE301とは又異なったアプローチから作られたユニットようです。センターキャップもマッキンを思わせるような素材でやや硬め、あまり見かけませんが、BOSEにはこのようなタイプもあったのですね。

今日は写真がありませんが、TANNOYの古いシルバーやゴールドのコーンにはリブが無く、HPDシリーズ以降の物にはリブがある。

では、リブがなくなるとどうなるのか、HPD385のリブを取って聴いてみました。

結果、音は悪くなりました。

残念ながら今回はデータ比較も無い為、今度もっと詳しく比較してみたいと思います。

DENON 65DM01

65dm01

激しいダメージ、ドームを保護する為のプラスチックガードが折れ食い込んだようです。

修理後の写真、下の2枚がネットを取り付けてから撮影したもので、状態がわかりにくくてすみません。

目をこらして見ても全くわからないくらいに復元完了。