スピーカー修理日記 -45ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

KRELL SBP-64X

sbp64x

バーブラウン64倍オーバーサンプリングDAコンバーター、定価198万円。

中低域が力強く、中域はカッチリ出ているように思います。

7月9日に紹介したKRELL REFELENCE 64と比べると、中域の鳴りがタイプが違う感じがします。

そして低域は、特に力強くゆとりを感じました。

ALTEC 515B & 604C

515bvs604c 38cm

更によく見ていると、ボイスコイルの線の太さにも違いがある事がわかりました。インピーダンスは、ほぼ同じ。そして巻き幅が違う。

今回この比較でオーディオマニアが好むALTEC旧シリーズ(515・604A・B・C・D)には、音の歯切れの良さや立ち上がりの良さという共通点があり、それは磁気を有効に使えているか、その磁気回路による物ではないのでしょうか。

出来れば他にもフィックスドエッジのコーンで比較や蝶ダンパーで比較など、チャンスがあれば比較検証して行きたいと思います。

ALTEC 515B & 604C

515bvs604c 38cm

マニアの間では、「515Bよりも515の方が音がいい」という声が多く、フィックスドエッジや蝶ダンバーが良いと思われがちですが、今回、同タイプの515B用のコーンで布ダンパー、違いは6mmと10mmのコイルなのです。

上記グラフ低域にグラフ青(604C)の方が磁力が強い事が現れていますが、これは音の立ち上がりが良く、歯切れも良いということです。

このコイルの巻き幅、磁気の有効利用率の違いが耳の良いマニアの間で人気になっているのではないでしょうか。

ALTEC 515B & 604C

515bvs604c 38cm

赤・・・515B

青・・・604Cウーハー

515Bと604Cの大きな違いは昨日も書きました。磁気の利用率のようです。

上記グラフ低域にも現されています。

グラフ青と赤の違いは、磁力に置き換えていうと1.5倍くらい青の方が強い事になります。つまりこれが6mmと10mmのコイルの違いになるのです。

ALTEC 515B & 604C

515bvs604c 38cm

赤・・・515B

青・・・604Cウーハー

515Bと604Cはどちらもヨーク幅は12mmと同じでありながら、コイルの巻き幅が515Bは6mm、604Cは10mm。

10mmのコイル幅は他にも604A・B・Dと515があります。

604E以後と515Bは6mm幅です。

これらは磁気利用効率が大きく違います。

ヨーク幅12mmと、ほぼ同じくらいです。実際の磁界は約14mm程度、この磁界の中をコイルがストロークするのですが、10mmコイルでは家庭で一般的に使用しても14mmの磁界から外れる事は無く効率よく10mmコイルで磁力受け止めているのに対し、6mmコイルは磁界からは外れませんが、磁力を受け止める面積も6mm幅しか無く、コイルに関係ない磁界が多く存在することです。

ALTEC 515B & 604C

515bvs604c 38cm

赤・・・515B

青・・・604Cウーハー

写真右の604Cは515B用コーンに交換しています。

604Cの中高域は、フェルトやホーンの影響が少し出ています。

比較してみたところ、コイルの巻き幅に違いがある事がわかりました。

515と604A・B・C・Dはコイル巻き幅10mm、515Bと604E以降はコイル巻き幅6mm。

これがどういうことなのか、更に検証してみたいと思います。

B&C SPEAKERS 15 HPL 76

515bvsnb38

昨日情報を頂きました、ブランドラベルも無いのですがB&C SPEAKERS 15 HPL 76のOEMだと思われます。

更にALTEC 515Bと比較すると、

515B・・・・・コーンが薄くて軽い

HPL 76・・・コーンが分厚く重い

一般的に同磁気回路だと重いコーンの場合、能率は悪い。

同じコーンの重量ではマグネットが弱い方が、能率は悪い。

このB&C SPEAKERS 15 HPL 76は、重いコーンで小型のマグネットでありながら515B以上の特性、この事より、恐らくネオジムマグネットを採用しているのでしょう。

もし、このフレームに軽量コーンを付けるとすると、更に能率が上がりどのような特性になるのか、興味深いところです。

ALTEC 515B vs NB38cm

515bvsnb38

メーカー及び型式不明のユニットですが、特性がALTEC 515Bをしのいでいる事です。

赤・・・ALTEC 515B

青・・・NB38cm

比較してみると

    515B    NB38cm

fo    27Hz    28Hz

重量  11kg    3.5kg


このユニット指2本で持ち上がるくらい軽い。

メーカー名をご存知の方、教えて下さい。

KT88 パラシングル

kt88003

このアンプはシングルプッシュで作り、トランスとの相性もありパラシングルに変更。

その後新しい試みで、ドライブ段の自己バイアスを固定バイアスに変更してみたところ「ガラッ」と音が良くなり、作ったQ氏自身も驚いたくらいです。

近年Q氏が制作した300Bや845のアンプも全てフィルムコンを使用し水銀整流管も使用している、しかし今回初めてでドライブ段を固定バイアスにしたところ、音に透明感と躍動感が出ました。

KT88 パラシングル

kt88002

昨日に引き続き、このアンプの音の良さは、

その3・・・ダブルチョークになっている。

その4・・・出力・ドライバー段共に自己バイアスではなく固定バイアスになっている。

以上の4点が今回こだわって作ったポイントだそうです。

特に「その4」の固定バイアスに変えた事で音がゴロっと変わりました。