スピーカー修理日記 -41ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

ONKYO W-2050A

w2050a 20cm

ONKYOのサブウーハーに入っているユニットです。

20cmウーハーとこぶりながら大きなセンターキャップ、ボイスコイル径よりもかなり大きな物になっています。

センターキャップは紙製なのですが、硬く指で叩くと高い音がしました、もう少し素材が柔らかいと4kHz付近のピークが違うように思います。

赤・・・シングル

青・・・ダブル(パラ接続)

LOWTHER PM6A

pm6aw 20cm

昨日同様、ユニットをパラで接続しダブルとシングルの比較。

緑・・・シングル

桃・・・ダブル

上記グラフは1kHzの信号を入れた時の歪を表しています。(重なると見づらいので少しずらして表示し比較できるようピークを揃えています)

グラフが重なり見えづらいのですが、桃(ダブル)の方が少し歪が少なくなっているようです。しかし赤と青のグラフでわかるように赤(ダブル)の方が能率が良くなり音が大きくなり、桃の歪が減った事で、ダブルで使う事で歪は半減するようです。

LOWTHER PM6A

pm6aw 20cm

今日はLowther PM6Aをパラで接続しダブルで使用した時の特性を比較してみました。

青・・・シングル

赤・・・ダブル

赤と青を比べてわかるように7kHz以上に関しては、高域減衰によりあまり違いはありません。昨日も書きましたインピーダンスが半分になる事とダブルで使用する事により7kHz以下ではダブルの方は+7dbとなります。

+7dbを例えるなら50wのアンプが200wになったようなものですね。

高域が同じでありながら中低域が7dbも違う特性を見る限り、シングルとダブルでは全く別のスピーカーになっているようです。

Coral 4A-70

4a70 10cm

昨日と同様のユニットをダブルで使用した実験をフルレンで行ってみました。

赤・・・ダブル

青・・・シングル

フルレンジをダブルで使用すると、高域減衰を起こしツィーターを追加する必要があるという事を聞きますが、上記グラフのように高域になるとシングルとダブルの差が少ない事がわかります。

これは高域では両ユニットの打消し合いによる物のようです。

BOSE 301のウーハー

b301 20cm

赤・・・ウーハー1

青・・・ウーハー2

桃・・・Wウーハー(1+2)

上記グラフは赤と青のウーハーは個々同様の特性ですが、ダブルで使用する事で、桃の特性になります。

一般的にダブルで使用すると+3dbと言われていますが、トランジスタアンプでは、ダブルで使用する事でインピーダンスが半分になり、能率が上がっています。

ダブルに繋いだ事による+3dbとインピーダンスによる能率アップで+5db~7dbあがっている事が確認できました。

KENWOOD

ken30 30cm

昨日紹介した30cmユニット、フレームの形状が特殊でした。BOXは写真右上のように5cmの板厚、さらにユニット同様に複雑な形の取り付け穴。

ユニットを合わせてみると(写真左下)、そしてそのままユニットを22.5度回転するとユニットが前にも後ろにも外れなくなり、押さえのフランジリングを乗せ16本のネジを締めることでバッフル板に固定されています。

ここまで複雑な取り付けは、見た事がありません。

KENWOOD T10-0341-03

T10-0341-03 30cm

フェライトマグネットではありますが、かなり大きくグラフを見ても磁力が強い事がわかります。

このクロスカーボンコーンのせいなのでしょうか、4kHz付近にピークが見られます。

写真でわかるように、変わったフレーム形状をしています。

SONY 022T001(APM-8のTW)

022T001

SONY APMシリーズ最高峰、APM-8のツィーターです。

APM-8は29年前に1台100万円で売られていシリーズ最高モデルで、上記グラフはそのツィーターです。

カーボンファイバーハニカムサンドイッチ振動版、パーメンジュールマグネットで磁束密度は21,000ガウス(カタログデータ)

流石フラットな高域特性は素晴らしい。

REVOX A-700

a700

よく調べてみると、30年前に798,000円で販売されていたもので、当時マニアの憧れのデッキで手の届かない物だったそうです。

CDの普及により時代がかわり、少なくなっていきましたが、このデッキの音はCDのマスターテープ、つまり本来CD以上の音質だそうです。

レコーディングスタジオなどではPro仕様の「STUDER」、民生用の「REVOX」、両機はほぼ同じ物だそうです。このデッキも内部のパーツには「STUDER」のラベルがありました。

REVOX A700

a700

先日、80才代の知人に頼まれ動作テストをしていました。

今ひとつ音が良くなかった事は先日紹介しましたが、よく見るとヘッドが汚れていて、綺麗に拭くことクリアになりました。

4ヘッド(消去・再生(2トラック)・録音・再生(4トラック))です。

動作は安定していて、テンションリールの動きも非常にスムーズ。

しかしスイッチなど接触不良が多々見られたのは、長年使用していなかった為かもしれません。

新品当時80万円くらいで購入されたそうです。