スピーカー修理日記 -39ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

SONY 120M001

120M001

SONY APM-8のミッドレンジです。

写真右上はウーハー(270W001)と並べ大きさを比較しました。

振動板よりも大きなマグネット、ユニット重量6kg。

グラフ赤がユニットの単体特性です。

ウーハーはマグネット及びボイスコイルが4箇所と中央にダンパーとボビンが1箇所の計5箇所でコーンを支えているのでハニカムコーン5箇所に丸い型があるのはわかるのですが、ミッドレンジにも同様にコーン表面に5箇所に丸い型があります、しかしこのユニットは写真左下のように大きなボイスコイル一箇所でコーンを支えています。

Richard-Allan20t 20cm

昨日のAXIOMのダブルコーンに3箇所付いたスポンジ(写真右上)が気になり、20cmの某ダブルコーンユニットを使用し実験して見ました。

赤・・・ノーマル

青・・・スポンジ付き(写真左上)

緑・・・ノーマル

桃・・・スポンジ付き(写真左上)

AXIOM同様スポンジを3箇所に付け測定してみましたが、あまり変化が無くもう3箇所(計6個)つけて実験した結果です。スィープ信号では殆ど違いはありませんでしたが、グラフ緑に比べグラフ桃の方が高調波が少ない事が確認できました。

あのスポンジには歪を減らす作用があったのですね。

Goodmans AXIOM300

axiom300 30cm

Goodmansの中でも目にする事の少ないユニットです。

メインコーンはカーブドコーン、サブコーンは薄くて硬いカーブドコーン。

AXIOM301にも見られるサブコーンに3箇所付いている小さな塊。他のメーカーでは見た事がありませんが、グラフのようにこれだけフラットに出ているのであれば、あの塊も何か意味がある物なのでしょう、チャンスがあれば実験のテーマにしてみたいと思います。

Infinity 902-5079

90250794 25cm

赤・・・シングル

青・・・ダブル(パラ)

桃・・・4パラ接続

昨日実験に使用したユニットですが、パラで4台繋ぐと結果が変わったグラフになりました。

原因は今回使用したユニットが個々3.6Ωしかなく、4台をパラで接続することでインピーダンスが1Ω以下になってしまい、実験装置のアンプからスピーカーまでのコードとスピーカーの低いインピーダンスとの割合で大きな負荷になってしまったようです。

確かにInfinityの最高級システムのウーハーは6パラ接続で1Ω以下のインピーダンスでは、スピーカーBOXの後ろにパワーアンプがあり、非常に太いスピーカーコードで接続してありました。

Infinity 902-5079(ポリプロピレン透明コーン)

9025079 25cm

赤・・・シングル

青・・・ダブル(パラ)

緑・・・ダブル(逆位相)

上記グラフでは、グラフ赤に対しグラフ青は10kHz付近まで殆ど打ち消しなく出ています。

また、グラフ緑でも9kHz付近まで打ち消しが起こっています。過去測定した中ではだいたい、2kHzからコーンの暴れが発生するのようでしたがこのユニットでは9kHz以上と他のユニットに比べ高い周波数で見られるようです。これは2月6日のTechnicsのユニットにもいえた事なのですが、この両ユニットの共通することは、紙コーンではなく樹脂系の素材でコーンの品質にムラが少ないように思いました。

Richard-Allan 20cm

上記グラフは、ダブルコーンの20cmユニットを使用し実験してみました。

赤・・・シングル

青・・・ダブル(パラ)

緑・・・ダブル(逆位相)

緑のグラフは低域に関して明らかに打消しが起こっています。しかし4kHz以上に関しては他のグラフと殆ど変わりません。打消しが無いという事のようです。これは昨日の内容の逆で、高域に関しては互いのユニットの音がコーンで暴れ本来逆位相のものが、打ち消されずシングルやダブルと同様の特性になっているようです。

Technics EAS18PL100A

eas18pl100a 20cm

最近、パラ接続のダブルの特性を測る様にしていますが、今までのユニットは殆どの物が2kHz以上に関しては互いのユニットで打ち消し合っていたのですが、このユニットは少し異なるようです。

写真には写っていませんがコーンの裏側に1x3cmくらいのゴムのパッドが2枚貼ってあります。コーン表面も写真でわかるように黒光りし、裏面は布目のような模様の2層構造でカーブドコーン。

他のユニットで見られた高域の打ち消しは、互いのユニットの音が暴れ逆位相になった時に起こるようですが、よほどこのユニットの出来が良い物のようで10kHz付近まで殆ど打消しが見られませんでした。

SEM XF-50

semxf50 20cm

非常に珍しいフランス製のスピーカーSEM、特性は上記のようにバランスよく出ています。

詳しいことは、よくわかりませんが良い音がしそうな気がします。

写真ではわかりにくいのですが、形状はフィックスエッジです。

Maxsonic D101

d101

重量級ユニット、その重さ18kg、実測磁束密度18000ガウス

マクソニックのウーハーのコーン紙はALTECのコーンとそっくりですが、このドライバーのダイヤフラムを見ているとJBL 375のダイヤフラムによく似た形状に思え、合わせてみました。

ガイドピンの位置が異なる為、加工は必要ですがピッタリ合いました。

JBL 2130 & 2110

21302110 30cm & 20cm

どちらもD130と同系統のミニバージョンのようです。

しかし、写真左の2130は30cmですがD130と同じマグネットとなっています。

赤・・・2130

青・・・2110

似た特性をしています。残念ながら2110のダブルの特性はありませんが、もしダブルでパラであれば2kHz以下が3~6db上がり非常に近い特性になるように思います。