スピーカー修理日記 -36ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

シーメンス コアキシャル

corx

赤・・・1台

青・・・2台パラ接続

緑・・・1台

桃・・・2台パラ接続

グラフ青でわかるように1kHz以上で打ち消しが起こっている事が確認できます。

桃と緑のグラフで2・3kHz付近で歪が減少しています。

lowbobin

上記写真はLowtherのボビンですが、フレームにつけるとコスレが出ました。

写真でも確認できますが、ボビンが内側に変形し周囲にウエストがついた状態になりポールピースに当たります。現在同症状のユニットが数台ありました。

Pioneer 36-804A

Pioneer-36-804A 36cm

このウーハー高域のピークを除けば理想的な特性をしています。残念なピークはメタルのセンターキャップが原因だと思いますが、他のメタルセンターキャップのJBL D130やLE8Tなどの特性にはピークは見られません。

どうも素材の厚さと硬さにあるようです、このパイオニアのウーハーは、かなり硬くセンターキャップの裏から見るとダンプ剤のようなものがタップリ塗ってありました(しかしピークは残っていますが)また国産のカーボンウーハーユニット一部に同様のピークが見られる物があります。それはセンターキャップもカーボンなのですが、素材はパイオニアとは異なりますがやはり厚くて硬い事が共通しています。

このメタルセンターキャップを取り大き目の紙のセンターキャップを付けると、もっと素晴らしいウーハーになる気がします。

Pioneer 36-804A

Pioneer-36-804A 36cm

パイオニアの名機!955の36cmウーハーです。私も以前使用していたことがあります。

残念なのは8kHz付近にピークがあります。この帯域はネットワークでカットされ信号は入りませんが、やはり気になるところです。

これはセンターキャップの取り付けとメタルセンターキャップの素材の問題ではないでしょうか。

SONY LaVoice SS-A5

ssa54

グラフ赤(ノーマル状態)では、何故かディップがありネットワークに何かあるのかと思い改良を試みてみました。

しかし試みるよりも先にツィーターにコンデンサーを付けるだけでネットワークなしで試すとグラフ緑のようにフラットな特性になり、これであればネットワークなしの方がいいようです。

SONY LaVoice SS-A5

ssa53

ウーハーエッジ改善後、BOXを測定してみると上記のように2.6kHz付近にディップがありました。

しかし昨日の個々のユニット単体特性を考えると、こんなはずではなく。

理想的にフラットに出ても良い素質は持っているはずです。

どこに問題があるのか考えて見ます。

SONY LaVoice SS-A5

ssa5h 20cm

BOXからウーハーユニットをはずして見て更に驚きました。

マグネットのケース表面にまでフェルトが巻いてあります。本当にこだわって作られていますね。

SS-A3のウーハー程ではありませんが、経年変化でやはりエッジが硬くウーハーの動きが悪くなっていましたので硬化の原因になっていたダンプ剤を取り除き、新たに硬化しにくいダンプ剤を塗りfoの下がり上記のグラフ赤の特性になりました。理想的にフラットに出ています。グラフ青はツィーターですがこのままでバランス良く鳴るように思います。

初の自作アンプ

6ar6

半年前に製作した6L6WGCのシングルアンプ(写真右下)を6AR6に変更する事にしました。

今回はソケットの配線の変更のみ。

変更後の音は、ハッキリした音でやや中高域付近にピークがあるように感じましたが全体的に良くなりパワーも出るようになっています。

本当は整流管も水銀整流管に変更予定でしたが、予定していた真空管が大きくてバランスが悪かった為、このまま使用する事にしました。

SONY APM-6

apm6

この周波数特性も理想的にフラットに出ています。

APMシリーズでも高級モデルのAPM-6はBOXが写真右上のように上から見ると楕円型をしています。

そしてウーハーのフレームもBOXのカーブに合わせてラウンドしています。

ここまで手のかかった物は、今後作られる事は無いのではないでしょうか。

ONKYO W-2076A

w2076a 20cm

大型マグネットでコーンより大きな直径です。

ウーハーですがフルレンジのように高域まで鳴っています。

4kHz付近に少々ピークがあるもののそれ以外ではかなりフラットな特性で本当にフルレンジで使えそうです。