スピーカー修理日記 -34ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

JBL 2044H

2044h 46cm

ノンプレスペーパーコーンで46cmユニット、今回コイルのコスレで修理依頼でしたが現実がコイルが黒コゲでした。

国産のアンプであればここまで酷くなる事はなかったでしょう。

内部損失の大きなコーンで、コーン重量もありますが、46cmにしてはマグネットが小ぶりでユニット総重量も軽い。

SANYO S30FX01A
S30FX01A 30cm

ウーハーとして理想的な特性で、40年前に発売され3機種のみに採用されたようです。S30FX01AはSX-P1のシステムに使用されており、ASX-1という品番で単売もされていたそうです。

このポーラスメタルコーンは他社では見ることのない珍しい物で、これだけの特性を持ちながら、3機種限りで終わってしまったのは残念な気もします。

SANYO S30FX01A

S30FX01A 30cm

コーン表面はニッケル素材の発泡状の物でコーン裏面にはアルミ箔が貼り付けてある。

一言で言うと金属スポンジとアルミ箔のラミネートのコーンですが、触ってみた感想は見かけによらずコーンが柔らかく変形しやすいようです。

金属系のコーンのわりには高域を抑えていて、ウーハーとしてバランスの良い特性です。

Fostex UP220

up220 22cm

特性を測定する前に右下写真のUの字のゴム製パットに注目しました。

この形状のパットはよくは覚えていないのですが、以前にコーラル製のユニットにそっくりな物がついていたように思います。

なるほど中域の特性に少し特徴のあるユニットです。

TRUSONIC 206 AXA

tru206 38cm

このユニットの魅力になっている中域のグラフの盛り上がり、トランペットやサックスの後がグッと前に出てきてJAZZには向いているように思います。

この中域、魅力ではあるのですが、個人的には少しひかえめ方が私は好みです。

TRUSONIC 206AXA

tru206 38cm

特性からもALTEC 604Eはウーハーもフラットに出ているのにくらべ、このTRUSONICは300Hz~4kHzにかけてウーハーが盛り上がった中域で、音楽を聴いていてもボーカルやサックスの高い音などゾクッとするところです。

今回は250リットルくらいのBOXに付けて低音はしっかり出ていましたが、もう少し大きなBOXでもいいかもしれません。

ALTEC 604E
altec604e 38cm

TRUSONIC 206AXA

tru206 38cm

先日も書いたように、この同軸ユニットはTANNOYのようにウーハーとツィーターの磁気回路を兼ねている為、見掛けほど磁力の強さが出ていません。

どちらかというとALTEC 604ほどはオーバーダンプでもなく、ALTEC 605に近いような感じです。

TRUSONIC 206AXA

tru206 38cm

現代スピーカーに比べると高域が出ていません。

写真には無いのですが、ツィーターのダイヤフラムが、ぶ厚く高域が出るようになっていないようです。

1950年代前後のユニットだそうですが、素材が純鉄という事もありサビもなく時代を感じさせません。

TRUSONIC 206AXA

tru206 38cm

昨日、大型マグネットのユニットとしてご紹介したユニットですが、大型マグネットにしては低域の特性にオーバーダンプ傾向が見られないことです。

グラフを見る限り超強力マグネットのようには思えません、これはTANNOYの同軸ユニットと同様に、この大型マグネット1つでウーハーとツィーターの磁気回路を兼ねている為のようです。

TRUSONIC 206

tru206 38cm

迫力のマグネットで、コーンもしっかりしていて指で弾いても乾いた低い音がします。

先日の30cmユニット120FRとは少し異なるタイプのユニットです。

このユニットはQ氏も気に入って数年前まで使用していたこともあります。

同様の38cm同軸ユニットのALTECやTANNOYなどと比較できればよかったのですが、又チャンスがあれば!