スピーカー修理日記 -32ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

bbcm301

前回のspendorよりは大型のシステムでウーハーはrogers30cmです。

なぜかバッフル板は四角い穴でコーンも一部隠れている状態です、ある程度の音響抵抗にはなると思うのですが何か意味があるのでしょう。

ツィーターはかなり分厚いパンチングメタルの内側はソフトドーム、早く特性を測定したいところです。

JBL 2440

2440nhorn2

赤・・・2440単体(ダンプ材入り)

紫・・・2440単体(ダンプ材無し)

2440に付いていたダンプ材を取り測定してみると、上記グラフ紫の特性でした。

10kHz以上は10db以上違いがあり、まるで別のスピーカーの特性のようです。


昨日のblogの内容で「ホーン付きの方が低域が出る」の所を「ホーン無しの方が低域が出る・・・」と書き間違えました。(訂正済み)

JBL 2440 + 2450

24402450

赤・・・2440ホーンなし

青・・・2440 + 2450付き

上記グラフのようにホーン付き場合、低域が出るようになる事と高域が抑えられることが確認できます。

2kHz以上でクロスする場合では、ホーン無し2440単体で使用する方が高域が伸びてツィーターが無くても使えそうです。

Coral M-100 + JBL 2450

m1002450

M-100を2450(ホーン)とで組み合わせ、下記のデータとの違いを確認しました。


JBL 2440 + 2450 グラフ赤

2350511bh92

さすがに2440は250Hzから出ているのに対しM-100は300Hzから出ています。

これだけ大型のホーンを付けて、ようやく2440との特性の違いが見えました。


JBL 2440 + ALTEC 511B (グラフ青)

2350511bh92


Coral M-100 + ALTEC 511B(グラフ青)
m100

先日測定したM-100は、昨日の2440と比較しても素晴らしい事がわかります。

2440よりは、かなり小型のダイヤフラムでありながら400Hz付近から出ています。

ホーンが大型になれば低域が出るとしても、本来ダイヤフラムが鳴っていない物は低域も出ません。

小型のM-100のダイヤフラムのエッジは柔らかく、大型ダイヤフラムの2440に匹敵する特性は人気の秘密でしょう。

JBL 2350 & ALTEC 511B & JBL HL92

2350511bh92

JBL 2440を使い上記の3種類のホーンの特性比較です。

赤・・・2350

青・・・522B

桃・・・HL92

ホーンの違いで低域の出かたの違いがグラフにハッキリ現われました。

以上のように低域を出す為には大きなホーンが必要な事がわかります。

Goodmans AXIOM300

axiom300 30cm

これ程の特性の良さは、何処に違いがあるのか分析してみました。

昨日フィックスエッジがとても柔らかい事に驚いたのですが、更にダンパーも柔らかく出来ていました。

コーンも薄くJBLのD130くらいの薄さです。

写真左下のコーンの周囲とエッジ部のコーティングによりエッジ反射抑えているようです。

Goodmans AXIOM300

axiom300 30cm

AXIOM301のアルニコ仕様のようです。

上記グラフでわかるように素晴らし特性をしています。

写真左下にあるようにエッジの裏から指で押してみると、とてもしなやかです。

フィックスエッジになっていて、エッジ部も薄い紙の表面にコートしてあります。

予想以上の軟らかさはこの特性の秘密ではないでしょうか。

spendor BC2

bc23

昨日のBBCモニターの板厚は10mmでした、どう考えても薄い。しかし写真左と左下のように8mmの厚さの共振止めが貼ってあります。

素材は粘土のような感じですが硬く爪で押すと少し型が付く程度の硬さでした、他社では見た事のない構造です。

中はグラスウールではなく35mm厚のスポンジが入っています。

写真右下はフェノールの振動版のミッドレンジです。

spendor BC2

bc22

このウーハーは何度も修理に来ましたが、キャンセルマグネットが付いた物は見た事がありません。そう考えるとかなり後期の物で現代のAV仕様になっているのでしょう。

それにしてはミッドレンジにはアルニコマグネットのユニットで、振動版はフェノールを使用しています。

BOXは板厚が薄いぶん内部には共振止めの茶色の樹脂のような物が貼ってあります(写真中央)