24日にN BOXが納車されて、すぐにmoeのところまでドライブしてきました
ステップワゴンから軽四に、と言う急激なサイズダウンです。運転事情も変わりますよね…
なので、冬にかけて何回か、どんな感じなのかをリポートしてみたいと思います。まずは長距離ドライブ篇。
「軽四にしちゃおうかな…?」と考えている方は参考にしてくださいな
私が購入したN BOXは、ノーマルタイプのターボSSパッケージ。四輪駆動です。
行きは北見~石北峠~当麻町~旭川空港~富良野のルートを取りました。行程は207km。
帰りは富良野~旭川市内~道央道鷹栖インター~旭川北インター~旭川紋別自動車道愛別インター~丸瀬布インター~佐呂間~北見市です。行程は224km。
燃費ですが、行きは17.8km/㍑。帰りは20.1km/㍑でした。
ターボで四駆の割にはかなりの高燃費だと思います。正直驚きました
カタログ値よりも実走の方が優秀なんて。
行きより帰りの方が伸びたのは、ルートのせいだと思います。軽四とは言え、総重量1.3tに迫る重量級です。アップダウンや急カーブの多い峠道は、やはりエンジンに対する負荷が大きかったんでしょう。
帰りは旭川市内を通過していますが、道が空いていてスムーズでしたから。
走り方はかなり気を遣っています。
急加速は極力避け、一般道はだいたい70km/h程度。高速と高規格道は装備されているオートクルーズを使用して90km/hに固定しました。当然ガツガツ走れば急激に落ち込むことが予想されます。
シートに座った感覚ですが、軽のシートだからと言って、ことさら疲労感が強いということは無かったです。ただ、だから出来の良いシートかと言うとそうではなく、日本車としては平均的な出来ということでしょう。ステップワゴンだって2時間も走ったら腰やケツが痛くなりました。その度合いで行けば大差無いってことです。
背もたれは大振りで良いですが、座面はやや小さいです。もう少し前後長があって、膝裏近くまで来れば良いと思います。
シートの座り心地よりドライビングポジションが取りづらいのが問題点です。私の身長は167cmですが、ペダルに合わせるとハンドルが遠くなり、ハンドルに合わせるとペダルが近くなりすぎる。結局ハンドルに合わせて脚が窮屈なポジションになってます
腰が悪くて背もたれを寝かせると長距離が辛いため、致し方ない。日本人は背もたれを寝かせて乗るのが好きだから、そのイメージのままポジション設定したんだと思われます。これは軽だからではなく、N BOXという車種の問題ですね。
走行フィールです。
エンジンのスムーズなのには驚きました。ターボと言えば昔ながらのターボラグと、その後に来るドッカ~ンって感じのトルクをイメージしていたんですが、そんな段付きはありません。NAエンジンのようにスルスル加速していくし、ターボ独特の過給音もほとんど無し。坂を上るのも追い越しをかけるのも実にスムーズで、1500ccクラスの車に乗っているような感覚です。
とは言え、所詮は660ccなので、80km/h超えた辺りから急にエンジン音が騒々しくなってきます。あまり飛ばさなかったのは、うるさいのがイヤって事もありました。まぁ、安全運転になって良いですけどね
足回りは相当ヤワです。車重があるせいだとしても柔らかすぎる。根本的に容量が足りていないと思います。全長が短いせいもあるでしょうけど、路面のうねりを越えるたびに細かな前後左右の揺れが続きます。また、峠道では想像以上のロールに襲われる上、ステップワゴンに比べると数段遅い速度域から前輪が外に逃げ始めます。重量級ボディに加えてステップワゴン並みの車高。弱い足回り。峠道は相当慎重な運転が必要ですね。そう言う車だと思って走れば良い話しですけど…
細かい部分の印象です。
N BOXと言えば、軽とは思えない広大な室内空間がウリです。
確かに広い。後部座席の広さは、ムダに広いと言って良いくらい広い!
惜しむらくは、空間が高級車以上に広いけど、肝心のシートは軽四なりってところです。同じ車内で比べても、前席より後席の方が明らかに平板。前席なら長距離でも問題無いけど、後席に座らされた人は辛いでしょう。足を組むほどの広さがもったいない。
また、後席足下が広いのはとても良いのですが、チップアップする仕組みになっているためスライドが出来ない。こんなに広くなくても良いから、荷室スペースを広げたい!って思ってもかないません。だから、大きめの荷物を積むためには、後席の一つをチップアップするか倒すかして犠牲にしなければなりません。大きな荷物を持った旅行は3人が限度って事ですね。
こんなのいらないと思っていたオートクルーズですが、使ってみると相当便利。
上級グレードのみの装備ですが、高速道や高規格道では絶大な威力を発揮します。おそらく燃費にも良い影響が有ると思われます。アクセルから脚を離しても、勝手に同じ速度で走ってくれるってとっても楽ちんです。
ターボ車のみの装備であるパドルシフトも使えます。
加速じゃなくて、エンジンブレーキの場合です。自分の意志通りのタイミングで強力なエンジンブレーキを使えるのは、ありがたいですね。ちなみに、加速の場面で使ったことは無かったです
色々書きましたが、総じて考えると思っていたより遙かに楽しい車だと思います。軽四であること、使用の中心は二人乗車であることを考えれば、十分満足です。サイズダウンが目的の買い換えだったから、予想外の楽しさも加わるなら言うことありません。
ただ、オートクルーズやパドルシフトも確かに便利で良いですが、これらを省いて、その金を足回りの強化やシートに回してくれればなお良いと思うんですよ。
過去、スバルがオペルのザフィーラをOEMで発売したトラビックと言う車に乗ってました。この車に乗った衝撃はすごかった。日本車は、あらゆる面でドイツ車に遠く及ばないんだと思いました。
軽四とトラビックを比べてもしょうがないですが、例え軽四でも、てんこ盛りの装備を見直せば、走行性能をドイツ車に近づけることは可能だと思うんですよね~
HONDAさんにはそんなマイナーチェンジをお願いしたいですわ。
ちょっと期間をおいて、次は市街地での使用を中心にリポートしたいと思います。