先日のライフコーチングセッションでの出来事です。

 

その時は「ミッションの決定ワーク」でした。

 

いつもながら、雑談を交え

ミッション(使命)の意味や、

その方が持続可能なミッションを

半生を振り返りながら探っていく。

お疲れ様でした、とセッションも終わった後の雑談で

ファミリーカルマの話になりました。

 

ファミリーカルマとは、

簡単に言うと、ご先祖様からの因縁を引き継いでいる、とも言えます。

 

その方からのお話だと

何代も前のおじいちゃんの話。

 

おじいちゃんと関係のあった女性の怨念が

おじいちゃんの家系の女子の離婚率を高めているとのこと。

 

実際に、お母様もその方も

その方のお嬢様も一度離婚を経験なさっている。

 

はて、どうしたものか、と

私は頭を抱えました。

どこかで、このファミリーカルマを解消しないと

次の世代でまた影響出そうだな、と感じました。

 

自分の力では解決できなそうなので

サイキックリーディングでヒントを得ようとしました。

 

その怨念を発している彼女の気持ちをわかってあげることが解決につながるな、と思ったものですから

その彼女に対して

 

「辛かったね。悔しかったね。ショボーン

 ごめんね、わかってあげられなくて、気づいてあげられなくて」

 

そう話しかけました。

 

すると、般若のような彼女の顔が

みるみる可愛い乙女の顔になり

しくしく泣き出しました。

 

やっとわかってもらえた。

やっと気付いてもらえた…。

 

そんなふうに感じました。

 

でも、私じゃダメなんです。

原因を作ったおじいちゃんの流れの家系ではないから。

 

なので、セッション後ではあったのですが

クライアントさんに椅子に座ってもらい、

その方に想いを馳せてもらいました。

 

「大変でだったろうな…」とクライアントさんが

彼女に共感した途端、

嗚咽と共に泣きが止まらなくなり

呼吸困難になるほど。

 

あたかも彼女がクライアントさんの体を借りて

泣いて訴えているようでした。

 

ヤバイ‼️ガーンと思い

すぐさまクライアントさんの後ろに周り

彼女の気持ちを汲み取り、なだめ、

成仏を進めました。

 

少し時間はかかりましたが、

可愛らしい乙女の顔で上に登っていかれました。

 

と同時にクライアントさんも泣きがとまり息苦しさからも解放されたのでした。

 

 

私も、この世にいない方に

直に接触するのは初めてでしたから

驚きました。

多少ビビリもしました😓

 

しかし、このことを通じ

理解する、共感してあげることの

いかに大事なことか、を再確認。

 

これは自分の気持ちに対してもそうです。

 

大抵の方は、自分のことはさておいて・・・、

という我慢や忍耐をすることがいいことなんだ、と

思ってます。

 

でも、自分だって

苦しかったり、悲しかったり、悔しかったり・・

それに蓋をして、頑張っちゃうから

頑張れなくなっちゃうんです。

 

だから、

”そうだよね、そんな気分の時もあるよね”

”あれは我慢できないよね”

”怒るのも無理ないよ”・・・と

自分の気持ちに寄り添ってあげてください。

 

そうしないと、

誰かを恨んだり、憎んだり、

しんどい方向へいっちゃいます。

 

今回の件を通じて

自分の力をさらなる高みへ向けて高めていきたいな、と痛感しました。

何のためにと言えば、

出口のない答えに光を灯すため。

誰かのために、

そして自分の為に頑張ろう・・と、そう思った出来事でした。