知識ってもの。
今の情報社会においては、ただ「知っている」ってだけでは、あまり価値がありません。
情報を知識とよべるレベルまで噛み砕く必要があるわけですが、
その段階までは、ちょっとセンスのいい人だと事前の知識がほぼゼロでもすぐにやってのけてしまいます。
ただ、やっぱりこのレベルの知識では実践的には使えないでしょうし、
アイデアのレベルまで昇華することはやっぱり難しくなります。
そこで、「集合知」という考え。
文字通り、集まって知識を合わせるってことです。
特に最近だとインターネットやSNSの普及において、
簡単に集まることができるようになりました。
実際に未知のことを知らべようと思った時、このような集合知の痕跡を辿ることもしばしば。
Yahoo知恵袋なんかに代表されるようなQ&Aサイトなんかはまさにこの代名詞のようなもので、同じようなクエスチョンを持った人にとってはその知識を拝借することができたりします。
また、ワークショップやセミナーなんかで、その日集まったメンバーでグループディスカッションなんかをすることもあったりしますが、これもこのような「集合知」を使おうという例。
一人の人間が自分の持ってる知識を総動員して深堀するよりも、ある程度の知識を持った人々が集まって、ある方向へ向けての意志をあわせると思った以上の結論が出たりします。
このような場合、その先導というか、司会を行なう方の技量が大事になってきます。
方向をつねに一定にしておかなければ力は分散しますし、何より参加してるメンバーがストレスに感じてスムーズな知識が引き出せないことになります。
逆を言えば、このように先導する方、もしくはシステムさえあれば、ある一定の知識を得た後は、集合知にゆだねていくことも大事だと思います。
クヨクヨ考えててもしょうがないってのとはちょっと違うかも知れませんが、アウトプットすることで思わぬ化学反応が起こるってことは誰しも経験してきたことではないでしょうか。
集合知。
よろしければ意識してみてください。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。