看板、サインを集中して見る”時間” | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

おおきく分けると「広告」ってジャンルに入る看板やサインですが、
それを「視認」することってことに注目すると、その時間というのは限りなく短いものになります。

まず目に入るってこと。

この段階では、意識しない時では、コンマ何秒の世界。
ということは、コピーやビジュアルでインパクトを持たせて、まずは目に留めてもらうってところからのスタートになるってことです。


少し大局で見てみると、このような看板、サインなんかを含んだ広告は、
①じっくり見てもらう必要のあるもの  と
②たくさんの頻度で見てもらうのがいいもの  が存在します。

②はテレビのCMなんかがそうですね。
とにかく頻繁に目に触れてると、それは「ブランド」として認知され、
まったく見たことや聞いたことがないものよりも「安心感」を持ったりします。

看板もロードサイド看板や交通広告のそれなんかは同じように「頻度」を重視することになり、
よりたくさんの人の目に触れる場所や時間は、枠としての単価が高くなるってしくみです。

もう少し、小さなサイズの看板やサインなどは、これよりも少し①の要素が強くなります。
今の世の中、①の最右翼はWEBサイトだと思いますが、いくらスマホが普及したからといって、リアルタイムで画面とにらめっこしながら街を歩くってのは、やはり現実的ではないですし、危険です。
そのために、街中で快適に過ごすための「補助装置」としての看板、サインが求められ、
そこに有益な情報が置かれていることは、非常に大切なことになるわけです。

情報の内容のバランスを考える上でも、この”時間感覚”を意識するとボリュームをコントロールすることが考えやすくなります。
その空間で「生活者」として過ごす上で、ムリのない時間配分で認知できる情報量であること。
ちょっと立ち止まれる場所なんかで、気の利いた情報があったりすると、それだけで幸せな気持ちになれます。
そういった情報発信ができればステキです。



参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。