商品と一緒にレシピを売ること | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

メーカーの運営する サイン・ディスプレイ/店舗用品のオンラインショップ SP館。
お店づくり、オフィス環境づくりなどの
「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

何か商品を買うときを考えると、
当たり前ですが、それを使ってる状況を考えます。

洋服なら自分が着てる時、
本なら自分が読んでる、もしくは読み終わったとき、
コップならそれを使って、飲み物を飲んでるとき、
野菜なんかの消耗品でも、それが料理になって食べてるところを考えます。

これは、私たちが「消費」って考えてることは、モノそのものを消費することではなく、
それを使って「時間」や「体験」を消費すること
って表現できる気がします。


なので、モノを買うときに、そのモノを使って、どのようなコトができるかってことが提案されてたりするとやっぱり気になります。
特にそれがセンス良かったりすれば、モノそのものが欲しいって次元では考えなくなります。

そうやって考えると、やっぱりそのモノを使って何が出来るかって考えること、
これが一番できるのはそのモノを売っている人張本人だと思います。
言い換えると、そのモノについて一番考えている人、それこそ一日中そのモノについて気にしてる人ってことです。

だから生活者としての私たちがふつうに考えていても気づかないような使い方や、より洗練された使い方を「レシピ」として提案できるってことです。

食べ物の例で言えば、スーパーマーケットなんかはレシピによる販売促進やってますね。
奥さん(主夫)の方は、材料を買うって観点でなくて、献立そのものを買うって感覚で買い物をすることができます。


これって、販売業に当てはまる業種なら、結構応用効くことだと思います。
自分たちが販売している商品、その使い方を「レシピ」にして表現するってこと、一度検討いただくと面白いと思います。


ちなみに、当社看板、サインディスプレイに関わる女子向けサイト
「カンバン女子」にても、サインのレシピを公開中です。
カンバン女子 サインレシピ

よろしければご参考までに。