未来の5つのインターフェイス | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

メーカーの運営する サイン・ディスプレイ/店舗用品のオンラインショップ SP館。
お店づくり、オフィス環境づくりなどの
「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

先述のIoTのエントリーもあったとおり、インターネットがすべてのものにつながるって考えが、現実的になってきますが、これはデバイスってよばれる「端末」の変化ともいえると思います。


インターネットという情報へのインターフェイスですね。

一昔前だと、パソコンだけだったのが、携帯電話からタブレット、スマホへと拡大して今に至ります。
そして、今後のこのデバイスの変化について、このような分野の研究を行なっている
MITメディアラボの見解が非常に興味深いのでご紹介します。

以下、MITメディアラボ パティマース教授の指摘を要約
・コンピューターは40年以上の歴史の中「箱型」の域から脱していない
・今のデジタルデバイスは人間が何かを操作しないと動かない
・使用時に画面を直視したり、下を向いたりで視界が遮られる
・これからのデバイスを作るには、これまでにないまったく新しいサービスや人の経験を考えないといけない

このような考えを元に5つの未来的デバイス(インターフェイス)を示しています。

1.Sixth Sense
2009年に発表されたAR技術を使って情報を投影するウェアラブルテクノロジー。
指の動きに合わせて投影した情報を操作したり、デジタル情報を現実世界にレイヤーとして重ねたりすることができる。

2.Finger Reader
指先に装着してテキストをなぞると、テキストを音声で読み上げてくれる、指輪型のデバイス。
目の不自由な人向けはもとより、文盲や他国語対応などの分野にも応用可能。

3.WordConnect
ウェアラブルデバイスのグーグルグラス(メガネ)の使用研究で生まれた技術。
グラス上で認識した情報を画面に注釈付きで写し出す。
母国語以外の表示や、グラスにイヤフォンをつないで単語の発音なども伝えることができ、
リアルタイムでの言語の壁を越えたコミュニケーションを模索している。

4.LuminAR
壁や机にARを投影して、それ自体を「インターフェイス」にする技術。
人間のジャスチャーの高さや深さなどを計測し、立体物質の情報も読み取ることができる。
これによって、あらゆる場所を「ブラウザ化」したり、情報を読み取るインターフェイスに変えたりすることができる。

5.Smart Object
IoTによってすべてのモノがインターネットにつながっている状況で、手元の一つの端末からすべての端末を操作できるようになる技術。
現状のスマートフォンのようなもので、日常的なすべてのデバイスが一元的に、さらに直感的に操作することが可能になる。


ドラゴンボールを知ってる方はついに「スカウター」が現実的になるってことです。
しかも日常使いとして。



参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。