情報を「知覚」すること、させること

「知覚」というと、少しむずかしい表現ですが、情報に対して、ただ反応するだけじゃなくて、
もう少しハイレベルな処理をすることです。

人間の記憶のメカニズムの研究で、過去の学習や知識、経験から、情報を編集したり、他に使ったりすることで、より深い脳の領域に浸透させることが可能なことが分かっています。

「あー、あるある」って感じたり、

「なるほど」って思ったりすれば、

より記憶に残るってこと。

理解する、意識するって言葉も同じようなニュアンスですね。

そして、情報を発信する上で、この「知覚」させることが重要になります。

これには、まず自分がその情報を「知覚」することからスタートになるんですね。
何となくインプットしてたら、相手方には正確に伝えることはできません。
その情報の背景だったり、気持ちだったりを客観的に捉えて、自分なりに噛み砕いてこそ
お客様に刺さる情報を作ることが可能になります。

特にサインや広告といった販促の情報発信の場合、その担当者は経営者では無いケースが
ほとんどです。そこをまずきちんと共有して発信するというファーストステップがまずは必要であり、サインやデザインの知識というものはそれに伴って活きてくるものとなります。

あとは専門分野だとありがちな、知覚してもらうハードルの見誤り。

これは私も気をつけないといけません。。。

参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。