よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート -653ページ目

ランチは、安く豪華に「黒豚料理 あぢもり」で。

鹿児島でお昼になにを食べようか迷ったら、行くならここです!

「黒豚料理 あぢもり」。

おいしい黒豚トンカツ定食が680円という格安で食べれるお店なのです。

あぢもり
黒豚料理あぢもり バラカツ定食

実はこのお店、とき卵で食する黒豚しゃぶしゃぶは地元だけでなく、観光旅行者にも有名という、鹿児島でも人気の黒豚専門店なのです。ところが、このあぢもり何を血迷ったのか、黒豚を使ったボリューム的にもほどよい、トンカツ定食を格安で提供しています。

メニューはいろいろあるのですが、お勧めは、バラかつ定食です。

あぢもり
黒豚のうまい脂の層が重なりあう、バラカツちゃん

旨みのあるジューシーな脂身と、サクっと揚げたての衣とが絶品です! 多くの方が通常、脂身は避けがちだとは思いますが、ここは騙されたと思ってぜひ食べてみてください。「豚ってこんなに美味しかったっけ?」、「黒豚って美味しいなぁ~!」って改めて認識すること間違いなしです。 もちろん、脂身の苦手な方には、脂身の少ない「ロースかつ」、脂身がほとんどない「ヒレかつ」もあるのでご安心を。

さらに、嬉しいことに、ご飯、味噌汁、サラダはお代わりもOKです。

今時分、普通の豚を使ったトンカツ定食でも軽く1000円近くはすると思うのですが、黒豚を使ってのこの値段はまさにトンカツ定食の市場価格の破壊を招くのではと思ってしまいます。食べる価値ありですよ!

さつま黒豚とは:
遠いアジア東南部より、中国、台湾、琉球を経て 江戸時代の初め、我国最初の豚として薩摩にやってきた小柄で黒色の豚は、薩摩の風土に溶けこみ、前田利右衛門が琉球から持ち帰った「さつまいも」と結びつき、進化を重ねて天下の名品薩摩黒豚となった。

黒豚肉の特徴:
肉の筋繊維が細いため、非常に柔らかく独特の小味があります。
糖分やその他のうまみ成分が多く、ほのかな甘味があります。
保水性が高いため、水っぽさがなく肉質の締まりが優れています。
脂肪の融点が高いため脂身がべたつかず、さっぱりしています。
良質の脂肪酸の割合が高いので、肥満型の人でも安心して召し上がれます。
(黒豚料理あぢもりパンフレット 薩南美味是有黒猪より)

黒豚料理あぢもり
鹿児島市千日町13-21
tel.099-224-7634

味よし! 串木野 まぐろラーメン。

ラーメンほど、日本の津々浦々で食べることの出来る食べ物はないのではないでしょうか?

とは言ってもその多くが基本的にスープの中に麺が入っているという共通点があるだけで、その味は千差万別。 まるで同じ料理とは思えないほど、地域、場所によって、麺やスープ、具まで様々です。 

鹿児島は、トンコツラーメン処、福岡県に隠れてしまいラーメンとしてはあまり注目されることはあまりありませんが、実はあなどるなかれのラーメンの穴場なのです。

薩摩半島の西海岸で東シナ海に面する旧串木野市(現いちき串木野市)はつけあげ(さつまあげ)の発祥の地として有名ですが、ここはもともとまぐろ漁の町としても有名な地でもあるのです。そしてそのまぐろを使ったラーメンが、ご当地ラーメンとして誕生し、現在、串木野では10店舗近くのお店でこのまぐろラーメンを食することができるのです。

お店によってアレンジはいろいろ違うそうなのですが、今回は、3号線沿線の情緒のある古い民家が目印の「みその食堂」に行ってみました。

まぐろラーメン
昔ながらのラーメン屋 みその食堂

建物は宮崎県にあった木造の民家を移築したものだそうで、店内は手作り感を残したまま洗練されおり、隙間風も入ってくるくらいのこだわりのあるレトロな建物です。

さて肝心のまぐろラーメンですが、スープはあっさり半透明の醤油味、ダシにはまぐろを使っているらしく、味にもしっかりこだわりが隠されています。

まぐろラーメン
まぐろラーメン

麺もほどいい固さで、あっさりとしたスープによく絡みます。チャーシュー替わりに、まぐろのづけ(特製の醤油タレに漬け込まれたまぐろの刺身)がのってくるのですが、テーブルに運ばれてきた時には生で赤色、スープの熱さで煮えて色も変わり、生臭さもまったくなく味もとってもいい。

まぐろラーメン
あつあつのスープで程よく煮えた、まぐろのづけ

細く切られた盛られた白髪ネギと糸唐辛子がスープに辛味のアクセントをつける、さらに小皿に別に盛られたワサビを、レンゲ上で溶いてスープに流し込むと味に鼻にツンと効き味にもしまりが出てきます。

まぐろとラーメン、あまりにもかけ離れた食材という感じもするのですが、一口すすれば、「こんな味もありかなぁ~!」って思うこと間違いなしです。

場所がら、誰でも簡単に「じゃぁー行ってみるかな」と行けるところではないでしょうが、串木野といえば、「まぐろラーメン」と頭の片隅にでも記憶していて欲しいものです。

昔ながらのラーメン屋みその食堂
〒896-0053
串木野市下名4285
tel. 0996-33-6321

南国の紅葉もいいもんだ! 市民の憩いの場 慈眼寺公園(じげんじ)

紅葉と聞くと多くの人は、京都や日光などを想像するのではないでしょうか。

確かに寒い地域の紅葉は素晴らしいものです。北米在住時代に見た、カナダの紅葉は山一面が真っ赤に染まっていました。 旭川在住時代に登った大雪山からの紅葉は壮大なスケールで見渡す限りが赤やピンクや黄色の模様をまとった絨毯のようでした。 

そんなこんなで、自分の中では「紅葉は北!」ってどこかで決めていたようでした。

ところが南国鹿児島でもひっそりと綺麗に紅葉しているいい場所を見つけちゃいました。

慈眼寺
慈眼寺公園のもみじ谷

鹿児島中央駅からJR指宿・枕崎沿線でごとごと揺られること10数分。 慈眼寺公園駅そばには、市民の憩いの場となってる、「かごしまの名勝地」のひとつ「慈眼寺公園」があります。

慈眼寺
慈眼寺公園のもみじ谷

この公園の元となっている、慈眼寺は:
飛鳥時代(約1300年前)百済(くだら 現在の韓国)の名僧日羅(にちら)によって開基されたと伝えられ、観音像が安置されていたとされるそうです。 坊津の一乗院、志布志の宝満寺とともに佐久間の三ヶ寺として有名であったが、明治2年の廃仏棄釈によってとりこわされた。 昭和49年、名勝として鹿児島市の文化財に指定されたそうです。(鹿児島市谷山観光協会 慈眼寺公園パンフレットより)

この公園は、春は桜に竹の子、梅雨の時期のあじさい、秋にはモミジにコスモスといった四季おりおり楽しめる趣となっています。 そして、12月というとても遅い南国の紅葉はやっと寒さで秋色に染まっていました。 赤や黄色に染まるモミジと、緑の葉をしたためるシダや常緑樹との色のコントラストも、こじんまりとしているがゆえに、木々を一本一本ゆっくりと眺められるこの公園の紅葉も、北の紅葉とはまた違いいいものです。

慈眼寺
裏から見たモミジ(木の下からみたモミジの葉)

モミジの葉を木の上からみるのと下から見るのとでは大きく雰囲気・色が違って見えます。
上の写真は葉の裏側からみたところなのですが、美しい赤に染まっています。
逆に下の写真は葉の表側(上側)から見たところなのですが、ややくすんだ赤に見えます。

慈眼寺
表から見たモミジ (木の上からみたモミジの葉)

これは光が葉を透かしているのか、そうでないかの差のようで、丁度、教会のステンドグラスと同じ効果です。

慈眼寺
散るモミジ

この紅葉の葉が散ってしまうころ、南国にも本格的な冬がやってくることでしょう。