原油相場は3営業日続伸です。供給回復期待の後退が引き続き支えていますが、$85/bblを超えると出来高が細って買いが続かず、上昇の勢いには陰りが見えます。
8月18日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比44セント高の$84.94/bblで、引け後の時間外取引は$85/bbl台半ばです。
米国とイランとの協議の目途は立っておらず、供給量の回復も遠のいています。
ホルムズ海峡は完全に封鎖されたわけではないようですが、航行リスクと海上保険の問題も残る環境では通行量は限定的です。
また、双方とも軍事的なエスカレーションを示唆する発言を続けており、現状では供給量の回復期待よりも、供給能力そのものが長期的に毀損するリスクに市場の関心が移りつつあります。
とはいえ、米国もイランも強硬な主張はするものの大規模な戦闘に発展させる行動には消極的であることから、7月下旬の下落局面で空けた$86~88/bbl近辺の窓を埋めるのはそれなりに困難という見方もあって、原油相場の上値が重くなりつつあります。
引け後に米国石油協会 (API) が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は160万バレル減少の予想に対し前週比33万バレルの減少、クッシング原油在庫は同144万バレル減でした。どちらも3週振りの減少です。
ガソリン在庫は前週比108万バレル増で前回の減少から増加に転じ、中間留分は同280万バレル減で3週連続の減少となっています。
2026/8/18
NYMEX WTI Sep: $84.94/bbl ( +0.44 )
20日移動平均: $81.69 ( +0.34 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $89.94/ -2σ: $73.43
幅: $16.51 ( +0.00 ) / 100日平均: $25.06
ボラティリティ
59.29 ( -0.37 ) / 100日平均: 66.28
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