原油相場は反落です。前日引け後の時間外取引は軟調に始まり、$57/bblで支えられたところで一服しています。

12月11日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比86セント安の$57.60/bblで、引け後の時間外取引は$57/bbl台後半です。

 

ウクライナ和平交渉進展に対する期待感が重石となる一方でベネズエラを巡る緊張が一定のサポートを提供し、決定打の無い中で原油相場は世界的な供給過剰を背景にした下げトレンドを脱することができません。

 

この日発表の需給予測は IEA が前月の数字に比べて若干供給過剰の縮小、OPEC はわずかに拡大となりました。

国際エネルギー機関 (IEA) の12月月報によると、2025年の世界の石油需要見通しは日量1億383万バレルで前月の予想から同5万バレルの上方修正、2026年の需要予測は日量1億469万バレルで前回から同10万バレルの上方修正でした。

 

2025年の世界の石油供給見通しは日量1億620万バレルで前回から同10万バレルの下方修正、2026年の供給予測は日量1億860万バレルで前回から同20万バレルの下方修正となっています。

 

IEA 推定による11月の世界の総石油供給量は、日量1億750万バレルで前月比同61万バレル減でした。

11月の OPEC 加盟12か国の推定産油量は日量2,899万バレルで前月比同25万バレル減、OPEC+ 全体では日量4,325万バレルで前月比同36万バレル減少となっています。

 

OPEC の12月月報によると、2025年の世界の石油需要見通しは日量1億514万バレル、2026年の需要予測は同1億652万バレルで共に前月の予想と変わらずでした。

 

2025年の OPEC+ 原油を除く世界の石油供給見通しは日量6,278万バレル、2026年の供給予測は同6,354万バレルで、揃って若干の上方修正です。

 

二次ソースによる11月の OPEC 推定産油量は日量2,848万バレルで前月比変わらず、OPEC+ 全体では日量4,307万バレルで前月比同4万バレル増でした。

 

OPEC 推定の今年第3四半期の OPEC+ 原油必要量は日量4,193万バレルで、供給実績は同50万バレルの余剰となりました。第4四半期の推定必要量は日量4,304万バレルで、11月までの供給実績によると同120万バレルの不足となっています。

 


2025/12/11
NYMEX WTI Jan: $57.60/bbl ( -0.86 )
20日移動平均: $58.99 ( -0.15 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $60.57/ -2σ: $57.42
 幅: $3.15 ( +0.23 ) / 100日平均: $5.43
ボラティリティ
 20.67 ( -4.01 ) / 100日平均: 25.50

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