原油相場は6営業日続伸です。上昇サイクルも終盤なのですが、上値が中途半端なため下げに転じ切れません。
2月12日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比8セント高の$76.92/bblで、引け後の時間外取引は$76/bbl台後半です。
下げ渋っているものの上値も重く、このまま下落のサイクル入りするかは微妙なところです。
第2四半期中は世界の需給バランスが引き締まっているとはいえ、早晩第2四半期以降の需給バランスの変化を反映し始めることも予想され、もどかしい展開です。
米国エネルギー情報局 (EIA) の掘削生産性レポートによると、3月の米国主要シェール産地の産油量は日量972万バレルで前年比3.0%増となる見通しです。35か月連続の増加で、前月比も0.2%増とわずかながら増加を示しています。
一方油井開発は1月の掘削済み未仕上げ坑井数が4,386基で前月比13基減。11か月連続の減少です。掘削済みは前月の12か月振り増加から再び減少に転じ、仕上げ済みは4か月連続の減少です。
2024/2/12
NYMEX WTI Mar: $76.92/bbl ( +0.08 )
20日移動平均: $74.83 ( +0.22 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $78.56/ -2σ: $71.11
幅: $7.45 ( -0.02 ) / 100日平均: $10.17
ボラティリティ
26.50 ( -0.07 ) / 100日平均: 33.07
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