原油相場は3営業日振りに反発です。景気減速懸念から前日引け後の時間外取引は軟調を続けて、ニューヨーク時間帯の朝方には$112/bbl台前半まで下げたものの、そこから切り返すと$118/bbl台への戻りを見せました。

6月16日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$2.28高の$117.59/bblで、引け後の時間外取引は$116/bbl台後半です。

 

ロシアの5月の産油量は、前月から日量13万バレル増えて同1,055万バレルとなった模様です。

 

 ■ Russia’s oil output rose last month, despite sanctions. (The New York Times)

 

また、7月には更に増産が可能とも報じられています。

 

 ■ Novak says Russia can increase oil production in July (Reuters)

 

欧米によるタンカー輸送の保険引き受け停止などの制裁によりロシア産油の供給には抑制が掛かることは確かですが、3割以上などといった大きな供給減が実現する可能性も低下しています。そのため、大幅な減少を見込んだ原油価格のプレミアムが剥げるのは、自然な流れと思われます。

 

一方市場は、イランの石油化学製品に対する輸出について米国が中国や UAE の企業に制裁を科したことを材料視しています。

 

 ■ US targets Chinese, UAE companies in new Iran sanctions (Aljazeera)

 

ロシアに代わる支援材料とするには物足りない感が拭えませんが。

 

米国石油協会 (API) の6月月報によると、5月の全米の石油製品の総出荷量は日量1,990万バレルで前年比1.0%減でした。前月に続く減少で、引き続き日量2,000万バレル大台を下回っています。

 

 

国内原油生産量は日量1,189万バレルで前年比4.9%増。8か月連続の増加です。原油と製品を合わせた総石油輸入量は日量875万バレルで前年比2.1%増でした。前月は13か月振りにマイナスとなりましたが、再び増加に転じました。

2022/6/16
NYMEX WTI Jly: $117.59/bbl ( +2.28 )
20日移動平均: $116.19 ( +0.15 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $123.71/ -2σ: $108.66
 幅: $15.05 ( -1.02 ) / 100日平均: $20.14
ボラティリティ
 25.29 ( -1.12 ) / 100日平均: 50.23

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