原油相場は4営業日振りに反落です。前日引け後の時間外取引で$85/bblに挑んで届かなかった後は軟調となり、ニューヨーク時間帯に入ると売りが優勢となりました。
11月10日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$2.81安の$81.34/bblで、引け後の時間外取引は$81/bbl台前半です。
米国エネルギー情報局 (EIA) の短観は引き続き来年初めの需給均衡を予測しており、需要回復期待感による相場の上昇見通しに水を差しています。
また、インフレ懸念の広がりは、物価高騰のシンボルとも言える原油価格抑制への思惑を招きます。
現在の高値は10月まで続いた比較的まとまった量の供給不足の影響が続いているものと見られ、一方、11月以降の世界の需給バランスは EIA の推定によると不足幅の縮小が見込まれています。
EIA の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は160~210万バレル増加の予想を下回る前週比100万バレルの増加ですが、同249万バレル減となった API 統計とは対照的な数字でした。原油在庫は3週連続の増加となっています。クッシング原油在庫は、前週比3万バレル減で5週連続の減少となりました。
原油処理量、輸出入共に小幅の変動です。
石油製品の総出荷量は引き続き日量2,000万バレル大台を下回っており、前年比も過去5年平均比もマイナスとなりました。
2021/11/10
NYMEX WTI Dec: $81.34/bbl ( -2.81 )
20日移動平均: $81.60 ( -0.03 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $84.39/ -2σ: $78.81
幅: $5.57 ( -0.22 ) / 100日平均: $8.74
ボラティリティ
28.63 ( +2.76 ) / 100日平均: 27.20
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