原油相場は続伸です。前日引け値水準で値を固め、朝方下げを試して失敗した後は堅調な展開となりました。
6月7日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.40高の$53.99/bblで、引け後の時間外取引は$54/bbl台前半です。
サウジアラビアを中心とする OPEC は7月以降の減産継続に積極的で、減産に慎重姿勢を示すロシアもパイプライン汚染問題で増産は困難な状況ですから、当面世界の需給バランスが供給面から緩む可能性は低くなっています。
また、ベーカーヒューズによると、6月7日時点の米国の油井リグ稼働数は前週比11基減の789基で再び800基を割っています。リグ稼働数は緩やかな減少ペースを続けます。
ただし、EIA 週間統計では米国の産油量は直近3週で連続して過去最高を更新しています。
引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した6月4日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比15.4%減で6週連続の縮小です。ファンドの原油買い越しは年初から4月にかけて5倍余りに拡大したのですが、その増加分の6割程度はここ数週で帳消しになっています。
(参考図表)
総取組高は前週比1.2%減でした。
2019/6/7
NYMEX WTI Jly: $53.99/bbl ( +1.40 )
20日移動平均: $57.30 ( -0.35 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $65.18/ -2σ: $49.41
幅: $15.77 ( +0.32 ) / 100日平均: $6.89
ボラティリティ
36.09 ( +2.04 ) / 100日平均: 25.82
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