原油相場は続落です。下値は支えられているものの新規の支援材料不足で上値が切り下がっています。
2月5日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比90セント安の$53.66/bblで、引け後の時間外取引は$53/bbl台後半です。
市場は米中協議に対してあまり悲観的ではありませんが、といって需要に対する漠然とした不安感も解消されません。足下の需給は引き締まりつつあっても、それは素直に反映されませんね。
トランプ政権に変わった後も、カナダから米国への原油輸入を拡大するキーストーン XL パイプラインの建設は進捗が思わしくないようです。
■ Trump Squeezes Refineries With Venezuela Sanctions and Keystone Failure (Investing.com)
ベネズエラ制裁や OPEC 減産による輸入の減少の代替としてカナダ産油は最適なのですが、米国は国内生産量の増勢が予想以上のペースで続いているため、輸入パイプラインの必要性に対する優先順位も以前ほど高くはないのでしょう。原油在庫も昨年9月以降減少が止まって増加傾向です。
引け後に米国石油協会 (API) が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は前週比140~370万バレル増加の予想の範囲内の前週比251万バレル増でした。原油在庫は3週連続の増加で、クッシング原油在庫も増加に転じています。
製品在庫も揃って小幅の増加を示しました。ガソリン、中間留分共に昨年暮れから在庫の増加を続けています。
2019/2/5
NYMEX WTI Mar: $53.66/bbl ( -0.90 )
20日移動平均: $52.65 ( +0.11 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $55.22/ -2σ: $50.08
幅: $5.15 ( -1.14 ) / 100日平均: $10.81
ボラティリティ
34.79 ( +0.86 ) / 100日平均: 35.51
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