原油相場は反発です。原油在庫の増加を受けても底堅いため上昇に転じたとはいえ、高値は前日水準に届いていません。

1月24日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比51セント高の$53.13/bblで、引け後の時間外取引は$53/bbl台前半です。世界的な需給均衡が相場を下げには向かわせませんね。

 

米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は日量4~60万バレル減少の予想に反して前週比797万バレルと大きく増えました。655万バレル増だった API の数値も上回っています。

API 統計では増加だったクッシング原油在庫は若干減っています。

 

製油所稼働率が92%へとやや減速する一方、原油輸入量は8週振りに日量800万バレル大台に乗せました。国内産油量は過去最高の同1,190万バレルで推移しており、在庫は大きく増えることになります。

 

 

石油製品の総出荷量は3週連続の増加で12月中旬以来の日量2,100万バレル台となりました。出荷量が増えたもののガソリンの生産は前週比やや増加したため在庫も増えています。

 

米国シェール オイルの主産地パーミアン盆地での原油のタンクローリー輸送は今年第2四半期に4倍増となる見通しということです。

 

 ■ The Permian Basin’s demand for crude oil tanker trucks could quadruple in Q2 (Freight Waves)

 

昨年第4四半期以降の価格下落でパイプラインの建造速度が落ちる見込みの一方、生産量の増加は止まっていませんから、米国では鉄道やタンクローリーによる輸送が増えています。

 

リビアの石油出荷港が悪天候により再び閉鎖ということです。

 

 ■ Bad weather halts crude oil exports from Libya's Es Sider and Brega ports: source (S&P Global Platts)

 

天候不順による港湾閉鎖と12月から続く武装勢力のシャララ油田占拠のため、同国の供給量は安定しない状況が続きます。

2019/1/24
NYMEX WTI Mar: $53.13/bbl ( +0.51 )
20日移動平均: $51.10 ( +0.21 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $57.09/ -2σ: $45.10
 幅: $11.98 ( -1.19 ) / 100日平均: $10.59
ボラティリティ
 42.60 ( -7.91 ) / 100日平均: 34.38

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