1月21日の NYMEX WTI 原油先物市場は、キング牧師誕生日の祝日で休場です。時間外の電子取引は$53/bbl台後半で、底堅い展開となっています。

 

2018年の中国の GDP 成長率6.6%は天安門事件の影響が残った1990年以来の低水準となったものの、OPEC らによる生産調整が原油相場を下支えます。

 

中国国家統計局によると、12月の同国の原油処理量は日量1,209万バレル相当の5,117万トンで前年比4.4%増でした。2018年通年の伸び率は6.8%となっています。

 

 

12月の原油輸入は前年比29.9%増を記録したため、月中の原油需給バランスは892万トンの供給過剰となり、通年での余剰量は4,982万トンと過去最高を更新しています。1年間で概ね1か月分の需要量相当の在庫が積み上がったことになります。

 

鉱工業生産指数の前年比の伸びが直近4か月で6%を下回る中国では、プラスチック原料のエチレン生産量が2016年1~2月をピークに頭打ち傾向となっており、自動車生産台数は2018年後半に前年比二桁のマイナスを続け通年でも同3.8%の減少となりました。

 

戦略備蓄原油を計画的に積み増ししているというより、需要見通しが狂って調達した原油を使いきれなくなっているものと思われます。

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