原油相場は反発です。前日の急落からの反発で一時節目の$55/bblを回復しましたが、それも長くは続きませんでした。
11月21日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.20の$54.63/bblで、引け後の時間外取引は$54/bbl台半ばです。
直近の高値から$20/bbl以上下げた WTI 相場ですが、足下の大幅な供給過剰がある以上、行き過ぎた下げとも言えない状況です。OPEC ら産油国が再度減産を強化することで需給バランスが均衡に向かうならば、$60/bblを割り込むのは行き過ぎと考えられますが、まだ具体的な減産予定は決まらず、減産に否定的な米国トランプ大統領の要請など障害もあります。本格的な回復にはまだ少し時間がかかるのでしょう。
米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は190~290万バレルの増加予想を超える前週比485万バレル増でした。9週連続の増加で、155万バレル減だった API 統計とは対照的な数字です。クッシング原油在庫は9週振りの減少で、こちらも増加を続ける API 統計とは異なる結果となりました。
定修期を終えつつある製油所の稼働率は上がっていますが、輸出を差し引いた輸入量も増加傾向で、国内産油量は前週と同じく過去最高水準に留まっています。
一方、国内石油製品総出荷量は前週から日量110万バレル余り減ったとはいえ引き続き同2,100万バレル台を維持し、前年比は前回に続いてプラスです。このため、製品在庫は概ね減少でした。
2018/11/21
NYMEX WTI Jan: $54.63/bbl ( +1.20 )
20日移動平均: $60.16 ( -0.58 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $69.02/ -2σ: $51.29
幅: $17.73 ( +0.26 ) / 100日平均: $8.90
ボラティリティ
33.47 ( +1.55 ) / 100日平均: 25.28
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