原油相場は小幅反落です。高値は$72/bbl台後半と年初来の最高水準に達しましたが、引けにかけて軟化しました。

5月22日の NYMEX WTI 原油先物は6月限が前日比11セント安の$72.13/bblで納会し、7月限の引け後の時間外取引は$72/bbl台前半です。

イランやベネズエラからの潜在的な供給懸念が、引き続き原油相場の下値を支えます。

昨年6月から続く上昇トレンドは価格高騰による需要への影響を取り沙汰される水準になりましたが、それでもまだまとまった調整局面とはならず、修正安を狙った売り方の踏まされる展開が続きます。

 

冷静に考えればイラン制裁が直ちに国際社会全体を巻き込んで2010年代初めのような規模になるということはなく、ベネズエラからの供給量減少もこれまで以上のペースになるとは限りません。また、産油国らは協調減産を行っており減った供給量は補える環境にあります。長期的に需給バランスがタイト化する可能性は高くないと思われます。それでも、1年続いた市場のムードというのは転換の予想が難しいものですね。

 

引け後に米国石油協会 (API) が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は160~220万バレル減少の予想を下回る前週比130万バレル減少でした。クッシング原油在庫も4週振りに減っています。

 

ガソリンは予想に反して98万バレル増加、中間留分は事前予想通りの前週比130万バレル減となっています。

2018/5/22
NYMEX WTI Jun: $72.13/bbl ( -0.11 )
20日移動平均: $70.16 ( +0.21 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $73.33/ -2σ: $66.98
 幅: $6.35 ( +0.01 ) / 100日平均: $6.58
ボラティリティ
 18.57 ( -0.84 ) / 100日平均: 21.53


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