原油相場は3営業日続伸です。とはいえ、高値は前日水準より低く、$71を挟んだ保ち合いを続けています。
5月16日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比18セント高の$71.49/bblで、引け後の時間外取引は$71/bbl台半ばです。
需要予想の下方修正が行われる一方で米国在庫は減少し、原油相場は方向性を示すことができませんでした。
国際エネルギー機関 (IEA) の5月月報によると、2018年の世界の石油需要見通しは日量9,920万バレルで前月の予想より同10万バレルの下方修正です。OPEC 原油を除く世界の石油供給見通しは日量6,000万バレルで前回から若干の上方修正となっています。需要見通しの引き下げは油価上昇のためということです。
IEA 推定の4月の世界の総石油供給量は日量9,800万バレルで前月比同20万バレル増。前月比は同178万バレル増えています。
4月の OPEC 産油量推定は日量3,165万バレルと前月比同13万バレル減少です。2018年通年の OPEC 原油必要量は日量3,225万バレルと予想されています。
米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は40~230万バレル減少の予想の範囲内の前週比140万バレル減少でした。同485万バレル増加となった API 統計の数字とは対照的です。一方、クッシング原油在庫は4週連続の増加を記録しました。
先週の原油輸入量は前週より若干増えているとはいえ、引き続き日量760万バレルと低い水準です。
石油製品の総出荷量は日量2,053万バレルで前週比小幅減少ですが、前年同期に比べて同100万バレル余りの増加です。出荷堅調を受けて製品在庫も減少傾向となっています。
2018/5/16
NYMEX WTI Jun: $71.49/bbl ( +0.18 )
20日移動平均: $69.34 ( +0.23 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $72.16/ -2σ: $66.51
幅: $5.65 ( +0.33 ) / 100日平均: $6.46
ボラティリティ
19.00 ( -2.17 ) / 100日平均: 21.54

