原油相場は小幅続伸です。朝方$72/bbl超えに失敗して反落したものの、$70/bbl台半ばで支えられ切り返しています。
5月15日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比35セント高の$71.31/bblで、引け後の時間外取引は$71/bbl前後です。
イランやベネズエラの供給不安に対する思惑が引き続き原油相場の大幅な下げを阻んでいます。
足元の需給バランスは若干の供給不足から過剰と見方が分かれるものの概ね需給均衡に近い状態と推定され、相場の大きな方向性を定めることができません。
WTI は$72/bblの手前の足踏で頭重い状況になりつつありますが、今月初めに$70/bbl大台を超えた際も2週間かけて挑んでいるため、まとまった修正安は軽々に予想できません。
引け後に米国石油協会 (API) が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は40~230万バレル減少の予想に反し前週比485万バレル増加でした。クッシング原油在庫も同6万バレル増加しています。
製品在庫はガソリンが予想以上、中間留分を予想を下回る減少を示しています。
API 統計発表後、原油在庫増加を受けて時間外取引はやや軟調です。
中国国家統計局によると、4月の同国の原油処理量は日量1,211万バレル相当の4,958万トンで、前年比11.5%増でした。1~4月の累計は同9.1%増となっています。
4月の国内産油量は前年比2.3%減だった一方、税関による原油輸入量は同14.7%増だったため、4月中の中国の原油需給バランスは516万トンの供給過剰となっています。処理量、戦略備蓄共に旺盛な需要が続きます。
2018/5/15
NYMEX WTI Jun: $71.31/bbl ( +0.35 )
20日移動平均: $69.11 ( +0.23 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $71.77/ -2σ: $66.45
幅: $5.32 ( -0.08 ) / 100日平均: $6.43
ボラティリティ
21.17 ( +0.00 ) / 100日平均: 21.56
