原油相場は大きく反発です。米国のイラン制裁決定を受けて強気支配的な市場は米国原油在庫の減少もあって終日堅調な展開となり、年初来の高値を更新しています。
5月9日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$2.08高の$71.14/bblで、引け後の時間外取引は$71/bbl台前半です。
対イラン制裁の発動までにはまだしばらく時間があり、現状の見通しではその効果も大きくはない点が市場に評価されるにはまだ時期尚早なのでしょう。漠然とした強気ムードが覆う原油市場では、先走った売りは踏みを強いられます。
米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は前週比変わらずから70万バレル減少の予想を超える前週比220万バレル減少でした。同185万バレル減だった API の数字も若干上回っています。
原油処理量はやや低下傾向で国内産油量が緩やかな増加を続ける一方、輸入は日量730万バレル台へと大きく低下しています。次週は輸入量の修正で在庫の数字も影響を受けるのでしょう。
石油製品の総出荷量は日量2,055万バレルで2週連続の前週比増加です。前年比も同じく2週連続のプラスとなっています。
原油処理量の低下と出荷の好調を受けて、製品在庫は予想を超える減少を示しました。
中国税関総署によると、4月の同国の原油輸入量は日量964万バレル相当の3,946万トンで前年比4.1%増でした。日量ベースで過去最大を更新しています。3月には原油処理量が過去最高を記録しており、調達・消費共に堅調ですね。
石油製品の輸出入は211万トンの輸出超過で、2015年7月以来の連続純輸出を継続しています。
2018/5/9
NYMEX WTI Jun: $71.14/bbl ( +2.08 )
20日移動平均: $68.14 ( +0.32 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $70.52/ -2σ: $65.76
幅: $4.76 ( +0.62 ) / 100日平均: $6.33
ボラティリティ
21.96 ( +1.31 ) / 100日平均: 21.55
![]()
にほんブログ村
