原油相場は3営業日続伸し、$70/bblにあと一歩の水準となりました。
5月4日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.29高の$69.72/bblで、引け後の時間外取引は$69/bbl台後半です。
ベーカーヒューズによる5月4日時点の米国油井リグ稼働数が前週比9基増と5週連続の増加を示したものの原油相場は軟化せず、週末を控えたショートカバーを招いています。ただし、それが一巡すると$70/bbl大台を超えて買い上がる動きにまではなりませんでした。
イラン制裁関連の思惑が引き続き原油相場の下値を支えます。
ただ、米国が制裁停止を解除したところで、中国などはイラン原油の購入を続けると思われます。
前回の制裁では西側が一致して制裁を進め、主に欧州に拠点を置く大手保険会社らが引き受けを停止したためイラン原油の輸送が大幅に減少しました。米国だけが単独で制裁を再開しても余り意味はなく、国際社会対イランの構図になる必要があるのです。
引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した5月1日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比4.4%減で2週連続の縮小。買い玉の減少と共に売り玉が1月下旬以来の高水準になっています。
(参考図表)
上場投信やデリバティブのヘッジ玉を扱うスワップ ディーラーの売リ越し幅も縮小です。
総取組高は前週比1.8%増で1月下旬以来の260万枚超えを記録しています。
2018/5/4
NYMEX WTI Jun: $69.72/bbl ( +1.29 )
20日移動平均: $67.38 ( +0.25 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $70.05/ -2σ: $64.70
幅: $5.36 ( -1.46 ) / 100日平均: $6.32
ボラティリティ
21.37 ( -1.68 ) / 100日平均: 21.60
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