原油相場は3営業日続伸です。米国原油在庫減少を好感し堅調を続けます。
1月10日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比61セント高の$63.57/bblで、引け後の時間外取引は$63/bbl台半ばです。
米国エネルギー情報局 (EIA) が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は250~390万バレル減少の事前予想を上回る前週比495万バレル減少でした。API 統計の同1,119万バレル減に比べるとインパクトは小さいとはいえ、8週連続の減少が市場参加者の心理を捉えています。
原油処理量が前週比小幅減少とはいえ製油所稼働率は95%台と引き続き高水準で、一方の原油輸入の低調や国内生産量の頭打ちで在庫水準は減少に弾みをつけています。2015年8月以来の4.2億バレル割れとなり、過去最大を記録した昨年3月からは1.16億バレル減りました。
石油製品の総出荷量は、3週振りの増加で日量2,000万バレル大台を回復しました。前年比は前週に続き同200万バレルを超えるプラスとなっています。とはいえ、生産量の多さから製品在庫は予想を超える在庫増を示しました。それでも原油在庫の減少が原油相場の反落を防いでいます。
市場では世界的な原油在庫水準の減少が材料視されていますが、これは昨年の需給バランスのタイト化を反映したものであり、各機関の推定通りに足元の需給がやや緩んでいるならやがて在庫の減少ペースは落ちると見られます。
2018/1/10
NYMEX WTI Feb: $63.57/bbl ( +0.61 )
20日移動平均: $60.19 ( +0.36 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $64.41/ -2σ: $55.97
幅: $8.43 ( +0.75 ) / 100日平均: $4.82
ボラティリティ
15.80 ( -0.06 ) / 100日平均: 22.07
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