原油相場は続落です。$45/bbl前後の推移から外れると、売りが膨らみました。
9月14日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.32安の$43.58/bblで、引け後の時間外取引は$43/bbl台半ばです。
前日引け後の API 統計で原油在庫が思ったほど増えませんでしたが、WTI 相場への影響は薄く$45/bbl前後の保ち合いが続きました。
その後欧州時間の午後になって均衡が崩れると一気に売りが膨らみ、EIA 統計で予想外の原油在庫減少が発表された後一時的に切り返したものの、結局反落して下げ幅を拡大しています。
米国エネルギー情報局(EIA)によると、先週末の全米原油在庫は270~540万バレル増加の予想に反し前週比56万バレル減少でした。
前回の1,450万バレル減少からの反動が予想されましたが、原油輸入量の回復は日量800万バレル程度に止まり、引き続き熱帯性暴風雨ハーマインの影響が残っていたことを示しています。
前回の過剰反応に懲りたのか、今回の原油在庫の数字が市場に与えた影響は薄く、それより需給見通しの悪化による弱気ムードが支配的となっています。
EIA 統計による石油製品の出荷量は前週比日量110万バレル減りましたが、それでも同2,000万バレル大台を維持しており、前年比は前週比続いてプラスとなっています。
現在、米国東海岸には熱帯性暴風雨ジュリアが停滞し、再び原油輸入の陸揚げに影響を与えそうです。一方、メキシコ湾にも低気圧が発達中で、こちらは海洋油田の操業に影響を与える可能性があります。
2016/9/14
NYMEX WTI Oct: $43.58/bbl ( -1.32 )
20日移動平均: $45.44 ( -0.20 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $48.47/ -2σ: $42.40
幅: $6.07 ( +0.51 ) / 100日平均: $7.17
ボラティリティ
39.59 ( +0.56 ) / 100日平均: 35.93![]()

