原油相場は5営業日続落となりました。中国や欧州の製造業PMI が冴えない数字で、米国の雇用の数値も予想より悪く原油は軟調を続けましたが、$97/bblでは支えられています。

8月1日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比29セント安の$97.88/bblで、引け後の時間外取引は$97/bbl台後半です。

供給過剰気味と推定される世界の石油市場ですが、リビアの産油量は日量50万バレル程度からは増えておらず、新たな余剰を生む要素も出ていません。

一方、需要の低下を予想させる経済指標が発表されても、具体的な石油消費量の低下として数字が表れているわけでもありません。

そのため上値は重いとはいえ、原油相場も$90/bbl大台前半を目指して大きく下げ続けるという状況にはなりません。

引け後に米国商品先物取引委員会(CFTC)が発表した7月29日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比1.6%増で6週振りの拡大です。

 (参考図表)

一方、総取組高は前週比0.8%減で4週連続の減少です。とはいえ、7月31日現在でもかろうじて160万枚大台は割れていません。

この辺りで下げは一服し、しばらく保ち合いとなるということでしょうか。

2014/8/1
NYMEX WTI Sep: $97.88/bbl ( -0.29 )
20日移動平均: $101.75 ( -0.41 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $105.34/ -2σ: $98.17
 幅: $7.18 ( +0.74 ) / 100日平均: $6.21
ボラティリティ
 16.08 ( -0.00 ) / 100日平均: 13.78

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