原油相場は供給過剰観測から9営業日続落となりました。ほぼ終日軟調で、1か月振りの$102/bbl台となりました。引け後は一段と下げています。
7月9日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.11安の$102.29/bblで、引け後の時間外取引は$101/bbl台後半です。
イラク情勢は、スンニ派武装勢力によるイスラーム国がシーア派優勢の南部にまで侵攻することはなく、北部の支配地域を固めるほかシリアに攻撃を向けており、イラク原油の供給懸念は更に遠ざかっています。
リビアの供給回復が見込まれるほか、イラクやリビアの供給不足を前提に第3四半期は他のOPEC加盟国が増産計画だったため、目先の世界の原油供給量は日量100万バレル規模の余剰となることも想定されます。
一方で、米国エネルギー情報局(EIA)は今月の短観で世界の石油需要見通しを下方修正しています。
この状況では、何か突発的な事態でも発生しない限り、WTI 相場の$100/bbl割れも時間の問題と思われます。
ただし、リビアの供給回復はまだ本格的に始まっておらず、不安定な同国の政治社会情勢から供給が遮断されるリスクは消えていません。そういう意味では、どこまでも下げ続けるという見通しも立て辛いですね。
EIA の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は200~300万バレル減少の事前予想に対し前週比237万バレル減でした。予想の範囲内ということで、相場への影響はありませんね。
ガソリン在庫は減少予想に反して前週比58万バレル増でした。ハリケーンの影響か、東部のガソリン在庫は同130万バレル増加となっています。
石油製品の出荷量は前週比日量19万バレル減と4週振りの減少ですが、前年比ではわずかにプラスでこちらもはっきりしない結果です。
2014/7/9
NYMEX WTI Aug: $102.29/bbl ( -1.11 )
20日移動平均: $104.58 ( -0.24 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $107.22/ -2σ: $101.94
幅: $5.28 ( +0.74 ) / 100日平均: $6.32
ボラティリティ
10.79 ( +0.60 ) / 100日平均: 14.03
7月9日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.11安の$102.29/bblで、引け後の時間外取引は$101/bbl台後半です。
イラク情勢は、スンニ派武装勢力によるイスラーム国がシーア派優勢の南部にまで侵攻することはなく、北部の支配地域を固めるほかシリアに攻撃を向けており、イラク原油の供給懸念は更に遠ざかっています。
リビアの供給回復が見込まれるほか、イラクやリビアの供給不足を前提に第3四半期は他のOPEC加盟国が増産計画だったため、目先の世界の原油供給量は日量100万バレル規模の余剰となることも想定されます。
一方で、米国エネルギー情報局(EIA)は今月の短観で世界の石油需要見通しを下方修正しています。
この状況では、何か突発的な事態でも発生しない限り、WTI 相場の$100/bbl割れも時間の問題と思われます。
ただし、リビアの供給回復はまだ本格的に始まっておらず、不安定な同国の政治社会情勢から供給が遮断されるリスクは消えていません。そういう意味では、どこまでも下げ続けるという見通しも立て辛いですね。
EIA の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は200~300万バレル減少の事前予想に対し前週比237万バレル減でした。予想の範囲内ということで、相場への影響はありませんね。
ガソリン在庫は減少予想に反して前週比58万バレル増でした。ハリケーンの影響か、東部のガソリン在庫は同130万バレル増加となっています。
石油製品の出荷量は前週比日量19万バレル減と4週振りの減少ですが、前年比ではわずかにプラスでこちらもはっきりしない結果です。
2014/7/9
NYMEX WTI Aug: $102.29/bbl ( -1.11 )
20日移動平均: $104.58 ( -0.24 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $107.22/ -2σ: $101.94
幅: $5.28 ( +0.74 ) / 100日平均: $6.32
ボラティリティ
10.79 ( +0.60 ) / 100日平均: 14.03