原油相場は小幅反落です。連休明けのフロア取引でも方向観は定まりません。寄り後に一旦$103/bbl台半ばまで下げたものの、ウクライナでの戦闘についての報道やリビアの産油量減少などに下支えられています。一方、その後の戻りも$104/bbl台後半には達しません。

5月27日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比24の$104.11/bblで、引け後の時間外取引は$104/bbl台前半です。

リビアでは、賃上げを巡る争議により東部ハリガ港の港湾作業が停滞し、日量21万バレル前後だった同国の産油量は同16万バレル程度に落ちているようです。

 ■ Libya oil guards protest at Hariga port, disrupt operations (Reuters)

昨年前半の日量140万バレルに比べると既に大幅に落ちているだけに、そこから更に少々減ったところで市場への影響は限られますが、新政権発足早々に混乱が起きるようでは供給量回復への途も遠そうです。

プラッツの推定によると、4月の中国の純国内石油需要は日量975万バレル相当の3,992万トンで、前年比1.4%増となりました。

1~3月の需要は前年比0.9%の減少でしたから、やや回復の兆候です。プラッツは、石油製品在庫の減少により実際の需要はもっと多かった可能性もあるとしています。

当ブログ算定よる在庫変動を含めた4月の中国のガソリン及び灯・軽油の推定消費量は、前年比2.9%増の過去最高水準となっています。

ChinaDemand140528

今週はメモリアルデー祝日の影響で、在庫統計の発表が遅れます。

2014/5/27
NYMEX WTI Jul: $104.11/bbl ( -0.24 )
20日移動平均: $102.29 ( +0.19 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $105.56/ -2σ: $99.02
 幅: $6.54 ( +0.44 ) / 100日平均: $7.40
ボラティリティ
 11.52 ( +0.09 ) / 100日平均: 15.46

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