WTI 原油相場が再び独歩高です。メキシコ湾岸から中西部に原油を運ぶパイプラインの輸送方向が反対になるとのニュースで上昇したWTI 相場の一方、欧州信用懸念はブレント原油や中東油種の相場を圧迫しています。
11月16日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$3.22高の$102.59/bblで、引け後の時間外取引は$102/bbl前後です。
米国エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が減少したことや、鉱工業生産や設備稼働率が予想より良かったことも支援材料ですね。
エンブリッジなどが運用し、現在メキシコ湾岸からWTI 原油受け渡し地クッシングのある中西部に日量15万バレルの原油を運んでいるシーウエイ・パイプラインは、来年第2四半期までに輸送方向を中西部からメキシコ湾岸に変える計画となっています。
カナダからのパイプライン輸送による輸入増によって中西部の原油在庫は過剰傾向となってきましたが、このことは高品位のWTI 原油価格がグレードの低いブレント原油価格などに対して割安となってきた理由の一つです。
中西部からメキシコ湾岸に向かう原油のルートが増えれば、クッシング在庫の適正化が進み油種ごとのグレードに応じた価格差となることが期待されますね。
ブレントのWTI に対するプレミアムは、この日一気に$10/bblを割っています。
欧州各国の国債利回りが上昇するなど欧州の債務懸念が再燃しており、今週に入ってブレント相場は先週末の水準から$1.5/bbl強下げていますが、WTI は同期間に$3.5/bbl以上の上げとなっています。
ところで、パイプラインのニュースは完全にWTI 原油のロカール要素ですから、本来は世界の原油相場に影響を与える方がおかしいのですが、以前はこうしたWTI の独自要素が全く関係のない国際マーケットを動かしていました。
デリバティブの規制や投機資金の流失などで、油種間の裁定取引などが低調になって他市場との価格連動性が低下しているのでしょうか?
2011/11/16
NYMEX WTI Dec $102.59/bbl ( +3.22 )
20日移動平均: $94.74 ( +0.83 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $102.73 / -2σ: $86.75
幅: $15.97 ( +0.40 ) / 100日平均: $13.70
ボラティリティ
29.71 ( -0.94 ) / 100日平均: 36.25
11月16日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$3.22高の$102.59/bblで、引け後の時間外取引は$102/bbl前後です。
米国エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が減少したことや、鉱工業生産や設備稼働率が予想より良かったことも支援材料ですね。
エンブリッジなどが運用し、現在メキシコ湾岸からWTI 原油受け渡し地クッシングのある中西部に日量15万バレルの原油を運んでいるシーウエイ・パイプラインは、来年第2四半期までに輸送方向を中西部からメキシコ湾岸に変える計画となっています。
カナダからのパイプライン輸送による輸入増によって中西部の原油在庫は過剰傾向となってきましたが、このことは高品位のWTI 原油価格がグレードの低いブレント原油価格などに対して割安となってきた理由の一つです。
中西部からメキシコ湾岸に向かう原油のルートが増えれば、クッシング在庫の適正化が進み油種ごとのグレードに応じた価格差となることが期待されますね。
ブレントのWTI に対するプレミアムは、この日一気に$10/bblを割っています。
欧州各国の国債利回りが上昇するなど欧州の債務懸念が再燃しており、今週に入ってブレント相場は先週末の水準から$1.5/bbl強下げていますが、WTI は同期間に$3.5/bbl以上の上げとなっています。
ところで、パイプラインのニュースは完全にWTI 原油のロカール要素ですから、本来は世界の原油相場に影響を与える方がおかしいのですが、以前はこうしたWTI の独自要素が全く関係のない国際マーケットを動かしていました。
デリバティブの規制や投機資金の流失などで、油種間の裁定取引などが低調になって他市場との価格連動性が低下しているのでしょうか?
2011/11/16
NYMEX WTI Dec $102.59/bbl ( +3.22 )
20日移動平均: $94.74 ( +0.83 )
ボリンジャーバンド
+2σ: $102.73 / -2σ: $86.75
幅: $15.97 ( +0.40 ) / 100日平均: $13.70
ボラティリティ
29.71 ( -0.94 ) / 100日平均: 36.25