原油相場は3営業日振りに反発です。火曜始まったFOMCで金融緩和策が決まるとの憶測で下支えられていますが、どこまで支えられるでしょう。
新たな量的緩和が行われる可能性は低いようなので、長持ちはしないような気がしますね。

9月20日のNYMEX WTI 原油先物10月限は前日比$1.19高の$86.89/bblで納会し、11限は$86.92/bblで引けたあと$86/bbl台半ばです。

マスターカードの調査によると、先週の全米のガソリン消費量は日量891万バレルで、前週比は4.5%増加しましたが前年比では引き続き1.1%減と3週連続のマイナスです。

ガソリンの平均小売価格は前週比小幅下げでこのところ落ち着いていますが、それでも前年同期より33%高い水準に留まっています。

(参考図表)

雇用情勢が回復しないことには消費の回復も期待薄で、石油製品の季節的な需要低下もあって当面は米国の原油需要が減退する可能性の方が高いですね。

引け後に発表された米国石油協会(API)の週間統計でも、先週末の原油在庫は予想に反して260万バレルの増加となっています。

OPECは原油価格の下落に対して牽制していますね。
バドリ事務局長が、$75/bblは現行の生産コストからみて生産国としては受け入れ難い水準との見解を示しています。
OPEC:1バレル=75ドル、もはや目標ではない (Bloomberg)

2009年以降生産コストが230%増加したということですが、相場上昇を受けて高コストの油井での生産が進んでいるということでしょうか。

だとしたら、相場が$70/bbl割れで定着すると、かなり生産量は減ると見込まれますね。

2011/9/20
NYMEX WTI Oct $86.89/bbl ( +1.19 )
20日移動平均: $87.77 ( -0.09 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $90.97 / -2σ: $84.57
 幅: $6.40 ( -0.64 ) / 100日平均: $13.66
ボラティリティ
 26.82 ( -0.65 ) / 100日平均: 35.36

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