原油相場は小幅反発です。終値は上昇ですが高値・安値ともに切り下がっており、余り堅調なイメージを与えません。

2月6日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比26セント高の$63.55/bblで、引け後の時間外取引は$63/bbl台半ばです。

 

引き続きイラン情勢を巡る思惑で、原油相場は一進一退です。

供給懸念が一定の下支えとなっているものの、大局的には世界の石油需給バランスが大幅な供給過剰であることから、燃料が途切れると下方圧力に晒される展開です。


ベーカー ヒューズによると、2月6日時点の米国の油井リグ稼働数は前週比1基増の412基でした。前年比は68基減少です。
 

引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した2月3日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによる WTI 原油先物の買い越し幅は前週比30.0%増で2週連続の拡大です。買い玉が昨年7月上旬以来の水準へと増えています。

 (参考図表)

総取組高は前週比2.7%の増加です。2週連続の増加で、2022年2月以来の高水準となりました。

2026/2/6
NYMEX WTI Mar: $63.55/bbl ( +0.26 )
20日移動平均: $61.97 ( +0.17 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $66.03/ -2σ: $57.92
 幅: $8.11 ( -0.55 ) / 100日平均: $5.50
ボラティリティ
 37.47 ( -1.09 ) / 100日平均: 26.44

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原油相場は3営業日振りに反落です。高値は切り下がっていますが、地政学リスクの思惑も根強く、$60/bbl大台前半での推移が続きます。

2月5日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.85安の$63.29/bblで、引け後の時間外取引は$63/bbl台前半です。

 

$60/bbl大台半ばは強力な心理的抵抗線となっており、現在の原油相場は1月下旬の高値からの下げサイクルに入っているものと考えられます。

ドルインデックスも底堅い展開が続き、商品相場への重石となっています。

 

一方、イラン情勢を巡る思惑が支える格好で、本来であれば通過点の節目に過ぎない$60/bblを割ることに対しても抵抗を示します。

ただ、大幅な供給途絶の可能性が非常に低いため、上昇トレンドに移る期待も大きくはありません。


2026/2/5
NYMEX WTI Mar: $63.29/bbl ( -1.85 )
20日移動平均: $61.81 ( +0.16 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $66.14/ -2σ: $57.48
 幅: $8.67 ( -1.07 ) / 100日平均: $5.46
ボラティリティ
 38.57 ( +0.85 ) / 100日平均: 26.31

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原油相場は続伸です。前日引け後の時間外取引は API 統計の原油在庫大幅減少で堅調に始まった後は緩やかな下げに転じましたが、引けにかけて急上昇となりました。

2月4日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.93高の$65.14/bblで、引け後の時間外取引は$64/bbl台半ばです。

 

EIA 統計の原油在庫は予想より増加とはいえ API の数字に比べると控えめで、ニューヨーク時間帯になっても原油相場は軟調を続けました。しかし、終盤に切り返して前日高値水準を抜くと、買戻しで上げ幅を拡大しています。

 

イラン情勢を巡る思惑が根強く、売り方の警戒心が一方的な下げを回避させています。

 

米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の米国の原油在庫は変わらずから30万バレルの減少予想に対し前週比346万バレルの減少、クッシング原油在庫は同74万バレル減でした。共に2週連続の減少となっています。

 

原油処理量は前週比日量18万バレル減で同1,600万バレルそこそこと、昨年11月上旬以来の水準に低下しています。冬場の稼働最盛期は終わりましたが、ここ数年の同時期に比べて比較的高い処理水準にあります。

 

 

原油輸入量は前週比日量56万バレル増で、輸出は同54万バレル減となっています。

 

石油製品の総出荷量は3週振りの日量2,100万バレルと堅調で、前年比もプラスに転じました。

2026/2/4
NYMEX WTI Mar: $65.14/bbl ( +1.93 )
20日移動平均: $61.65 ( +0.37 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $66.52/ -2σ: $56.78
 幅: $9.74 ( +0.13 ) / 100日平均: $5.41
ボラティリティ
 37.71 ( -0.09 ) / 100日平均: 26.17

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米国エネルギー情報局(EIA)が2月4日に発表した週間統計によると、先週末の米国の原油在庫は変わらずから30万バレルの減少予想に対し前週比346万バレルの減少です。原油在庫は前回に続く減少となりました。

原油処理量は日量1,603万バレルで前週比同18万バレル減少、輸入は日量620万バレルで前週比同56万バレル増加となっています。国内原油生産量は日量1,322万バレルで前週比同48万バレルの減少でした。

WTI 原油先物の現物受け渡し地オクラホマ州クッシングの原油在庫は、前週比3.0%減で2週連続の減少です。

石油製品の総出荷量は日量2,135万バレルで、前週比日量68万バレルの増加。3週振りに同2,100万バレル台となり、前年比もプラスに転じました。

ガソリン在庫は、40~130万バレル増加の予想に対し前週比69万バレル増加です。
生産量は日量901万バレルで前週比同57万バレル減、出荷は日量815万バレルで前週比同60万バレル減でした。

中間留分在庫は、240~350万バレル減少の予想に対し前週比555万バレル減少です。
生産量は日量481万バレルで前週比同1万バレル減、出荷は日量431万バレルで前週比同24万バレル増となっています。

 (参考図表)

米国エネルギー情報局(EIA)発表の週間統計(単位:1,000bbl)
              2026/1/30  前週比  前年同期比
在庫
 原油             420,299   -3,455  -3,491
 ガソリン           257,898   +685  +6,810
 ジェット燃料         42,383   -661  +35
 中間留分          127,368   -5,553  +8,888
 重油             23,687   +170  +151
 クッシング原油在庫      24,042   -743  +3,095

原油輸入量(日量)       6,201   +559  -714
原油輸出量(日量)       4,047   -542  -284
国内産油量(日量)       13,215   -481  -263
原油処理量(日量)      16,029   -180  +680
製油所稼働率         90.5%  -0.4ppt +6.0ppt
製品輸入量(日量)       1,759   +381  +53
製品輸出量(日量)       7,279   +542  +978

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原油相場は3営業日振りに反発です。前日引け後の時間外取引は軟調に始まりましたが、欧州時間帯から上昇に転じています。

2月3日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.07高の$63.21/bblで、引け後の時間外取引は$63/bbl台後半です。

 

イラン情勢などを背景に戻りを見せたとはいえ、高値・安値共に前日水準を下回っており、流れの転換にまでは至っていません。

 

1月終盤の上昇は昨年第4四半期のレンジ圏を抜けたことによる上放れですが、供給過剰という基調が変わらない中で周期的な一時の吹け上がりのサイクルからは脱していないように見えます。

米国石油協会 (API) が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は変わらずから30万バレル減少の事前予想に対し前週比1,108万バレル減、クッシング原油在庫は同139万バレル減でした。共に2週連続の減少です。全米在庫の減少幅は2023年8月以来最大となっています。

 

ガソリン在庫は予想を超える前週比474万バレル増加、中間留分は予想を上回る同481万バレル減少でした。

2026/2/3
NYMEX WTI Mar: $63.21/bbl ( +1.07 )
20日移動平均: $61.29 ( +0.20 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $66.09/ -2σ: $56.48
 幅: $9.61 ( +0.06 ) / 100日平均: $5.35
ボラティリティ
 37.80 ( -0.01 ) / 100日平均: 26.05

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