もし、和菓子を作品と呼ぶとすれば、
それは消えて無くなってしまう儚さだと思う。
それが美しい情景であればあるほど刹那的だ。
わたしたちのお菓子を目の前にした人は食べることを「もったいない」と言う。
しかし、自らの手でその和菓子を切り、食べてしまう。
鑑賞者の体に入っていき、その人の一部になってしまう作品。
生まれては消えていく和菓子たち。
和菓子をつくっているうちに気付いた、とても美しくて儚い出来事。
(内田美奈子+杉山小陽子著『日菓のしごと 京の和菓子帖』より)
日菓のしごと 京の和菓子帖
2,100円
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和菓子もケーキもパフェも、あまり好んで食べないのですが、
見るのはとても美しいと思います。
そこで、儚くて美しいものを集めてみました。
桜
ホタル
カゲロウ
花火
夕日
雪
朝露
虹
・・・少女の時代・・・
初恋
もう美しい恋なんてできそうもないけど
二度とないこの時を、大切に丁寧に過ごしていきたいですね♪♪