金木犀を知ったのは、小学2年生くらいの時だったでしょうか。
いい香りがするので
「これは何の匂い?」と母に聞いて教えてもらいました。
姿は控えめなのに、この香りは自己主張万点。
金木犀に再会すると、今年も秋が来たなぁと実感します。
香りは、思い出と共に残りますね。
9月21日生まれの長女を、手探りで疲れ果てながら育てていた頃、
金木犀の香りがホッと一息つかせてくれました。
学校の先生をしている頃、
人間関係で辛いことがたくさんあって、立っているのも苦しかった。
そんな時も、校庭に出るとこの香りが包んでくれたっけ。
ふっと優しい気持ちにさせてくれる金木犀の香り。
こんな人間になりたいなぁ。
夏の名残だ・・・