小1プロブレム | 日本酒と甘酒 糀素弓(はなそゆみ)の一歩一歩

日本酒と甘酒 糀素弓(はなそゆみ)の一歩一歩

選りすぐりの日本酒や元気の素・甘酒で、疲れた心を休めてほしい。。。そんな願いを込めて2018年12月にオープンしました。
まだまだ赤ちゃんの店なので、皆さまから育てていただけるとありがたいです。

おはようございます。

宮崎は、朝から雨です。雨


普段、私はテレビをほとんど見ないのですが、今朝はたまたまつけていました。


めざましテレビで、「小1プロブレム」というキーワードが出てきました。

ネットで検索すると、今朝の朝日新聞に載っているようです。


「小1プロブレム」、東京の公立小24%で

2009年11月13日8時18分 (asahi.com)

 小学1年の児童が教室で立ち歩いたり、勝手に出て行ったりして授業が進まない状態が昨年度、東京都の公立小の4分の1で起きていた――。都教育委員会は12日、こんな調査結果を明らかにした。こうした状況は「小1プロブレム」と呼ばれて各地で問題になっており、都教委の担当者は「1年生の授業が混乱する事態は珍しくないことが裏付けられた」としている。

 都教委によると、調査は都内の全公立小学校長約1300人が対象で、昨年度勤務した学校での状況を尋ねた。「1年生が落ち着かない状態が続いた」と答えた校長は24%。発生時期は4月が57%で最も多く、「年度末まで続いた」という回答も55%に上った。

 児童の様子で多かった回答は、「授業中に立ち歩いたり、教室を出て行ったりする」(69%)、「担任の指示通り行動しない」(62%)など。実施した対策で最も多いのは「他の教諭が学級に入って協力した」(63%)で、「非常勤講師などの派遣を受けた」(37%)もあった。

 効果的と思える対策を尋ねると、「担任を補助する教員の配置」(81%)、「1学級の児童数の削減」(64%)などの回答が多かった。都教委の担当者は「教員同士や保護者との協力で取り組んだ事例集を作るなど、解決へ向けた対応を考える」と話した。(岡雄一郎)




この記事を読んで、苦笑してしまいました。にひひ


もう20年以上前の事。

私は、教員養成の大学に通っていました。


大学3年生の時に、「観察実習」というのを何度か体験しました。

1週間ほど学校に行って、現場の先生の実践を見学させていただくのです。


初めての観察実習は、小学1年生のクラスでした。


何日間か見学したころ、担任の先生がおっしゃいました。


『次の時間は会議があります。

すみませんが、この1時間だけ子どもたちを見ていてくれませんか?

折り紙でこれを折る方法を教えてあげてください』


私は、担任の先生に課題も与えられ、至れり尽くせりで初めての授業に挑みました。


子どもたちとの信頼関係も出来ている。

授業も、今まで見ていたので大丈夫。

折り紙の折り方を伝えるくらい、たやすいことだ。


正直、見るだけの授業には飽きがきていたのです。

自分で教壇に立ってみたくて、ウズウズしていました。



しかし・・・


私が説明を始めると、半数の子どもたちがどっと教壇の周りに押し寄せてきて、

それぞれ口ぐちに、大声で質問してくるのです。


「え~?先生、ここどうするの?むかっ

「わからない!ここ教えて~!!DASH!


私はうろたえました汗

さっきの時間まで、みんなおとなしく座って聞いていたのに!!ショック!


そのうち、後ろの方ではケンカが始まり、泣く子も出てきました。ガーン




授業は収拾がつかず、あせればあせるほど、ハチャメチャになりました。。。しょぼん




子どもたちは小学1年生。

まだまだ幼稚園の延長です。

怪獣みたいです・・・あせる


私は、、、自分の実力のなさと、プロの先生の偉大さを、まざまざと体験する事ができました。


自分がどんなに思いあがっていたかも。




小学1年生に限らず、しっかりクラスをまとめていらっしゃる担任の先生、素晴らしいと思いますキラキラ


その中で、この記事のように「小1プロブレム」があっても、何も不思議はありません。


先生方、がんばって音譜

私たち父兄も、温かく気長に見守ります。

また、できることは全面的に協力したいなぁと・・・思っていますヨ。



「小1プロブレム」なんて、今に始まったことじゃない。

みんな、がんばってるんです。

子どもも大人も、学生も。

そして、過去も、現代も。


そんなことを思った、雨の朝でした。


ペタしてね