サブリミナル効果(サブリミナルこうか)とは
意識と潜在意識の境界領域より下に
刺激を与えることで表れるとされている効果のことを言い
視覚、聴覚、触覚の3つのサブリミナルがあるとされます。
閾下知覚とも呼ばれています。
(Wikipediaより)
サブリミナル効果についての有名な実験があり
ニュージャージー州フォートリーの映画館で
映画の上映中に実験を行なったとされています。
映画が映写されているスクリーンの上に
「コカコーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」
というメッセージが書かれたスライドを1/3000秒ずつ流した結果
コカ・コーラ、ポップコーンの売上が上がった、というものです。
様々な実験の結果
サブリミナル効果が見られなかったものも多くあったようですが
知らず知らずのうちに、私たちの「内」に入り込んでくるものは
日常的に存在しているでしょう。
例えば
誰かが口ずさんでいる歌を
なぜか自分も無意識のうちに口ずさんでいた。
なんていう経験は、多くの人がしているのではないでしょうか。
そんなとき
「うつった」という表現もしますよね。
また、人形に攻撃的に接しているシーンを子供に見せることで
その子供も、同じような行動をするようになった。
という、バンデューラの提唱するモデリング理論の中で有名な
「ボボ人形実験」というものもあります。
私たちは、知らず知らずの内に
周囲の環境から様々な事を学んだり
動かされたりしています。
学んでいる、動かされている意識はなくとも
「無意識に刷り込まれている」ことも多いのです。
影響を受ける、感化される、左右される、引きずられる
などなど、多くの類語がそのことを
物語っているのではないでしょうか。
今日一日で、どのような「無意識の学び」が
自分の中にあったのでしょうか。
少し振り返ってみるのも面白いかもしれません。
本日もお読みいただきまして
誠にありがとうございます。
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