編集Yのつぶやきの様なブログです。
・・・はい。
先日のプログラムは、「全体ミーティング」
テーマは「どう生きるか」
スタッフの準備ミーティングでは、テーマが漠然とし過ぎている。
以前、家族との合同心理教育で話された「差別や偏見(スティグマ)」について、
それぞれの胸の内を語ってもらうのはどうか、
という話になりました。
目的は、①つらい経験をみんなで分かち合うこと
②実は自分のなかにも差別や偏見はあることに気づくこと
③そう考えると、差別するものされるものという対峙は、
必ずしも一方的ではなくなり、べてるのように、自分
の誇りを取り戻す考えにつながるのではないか。
というあたりでした。
一方的に差別してくる人も、なぜ差別や偏見という感情に支配されるか、みんなで考えられたら、
差別してくる人たちに対して、堂々と胸を張って、
「君も私も50歩100歩。自分たちはそんなに貧しい感覚でないぞ」
と胸を張れるかなあと、考えたのです。
まずスタッフが、胸を開いていろいろ話そうと、この会を始めました。
担当は、いなご親方と、紅ユウヤ。
ブログの用紙を使って、半分に自分が受けた偏見差別、もう半分に自分の内なる偏見や差別について、思うところを書いてもらおうとなりました。
許可があれば、載せられる範囲でブログにも載せてみようと思っていましたが、
説明を受けた皆さんは、猛反発。
一つ一つの発言が、その場にいなかった編集Yにも、鬼Sにも響きました。
「そんなに軽い事じゃない。」
「経験したものでないとわからない」
「何のためのブログだ」などなど…。
困り果てた二人が、おろおろしつつも、自分のこれまで話さずにいた事々を話し出し、
何人かのメンバーが、つらかったいろいろな体験を話し、他の人は黙って聞いてくれた会となったようです。
発言の内容を聞いて、よくぞ重たい話をしてくれたなあと、深く感謝しました。
重たさや辛さに想いが至っていなかった自分達にも気づかされました。
そんなに簡単に書けることでも、話せることでもないよなぁとも思いました。
まだまだ、未熟な自分です。
いなご親方も、紅ユウヤも、「まるでブログのために書けって誤解される説明になってしまった…」「目的を説明できない自分たちがいた…」「途中から頭真っ白になった。けれど、話して聞いて、後半はそんな会になったと思う」と言っています。
まずは、皆さんの色々な体験を聞くこと。
少しでもその思いを理解しようとすること。
その積み重ね無しでは、べてるばりの「みんな一緒に誇りをもって胸をはっべ!」という目的は、遠いことを思い知りました。
まだまだ未熟です。
今回、話をしたり話を聞いてくれたみなさん、ありがとうございました。
しんどい思いをした方、ごめんなさい。
でも、また、やりましょう❕
編集Y