朝晩の冷え込みも大きくなり、イナゴもそろそろ動けなくなりそうな時期になりました。

今まで、採りためたいなごは冷凍してありますが、

ダメ押しで、もう1回イナゴ取りに行って、いよいよ佃煮作りをしました。

もち、全員参加で~す。

 

では、ご報告

 

イナゴキラー監修 山形の郷土食 『イナゴの佃煮』

 

【材料】

 ・イナゴ   358匹 (350g)

 ・白さとう  340g

 ・しょう油  140cc

 ・酒      280cc

 ・みりん     35cc

 ・水あめ   大さじ2

 ・クルミ    1カップ

 ・塩       少々

 

【作り方】

 ① 冷凍のまま、沸騰した湯に入れ1時間ほど、中火で煮込む。

   たっぷりのお湯で、イナゴが躍るように煮ることが大事。

   湯は、少なくなったらつぎ足す。

 

②海老に似たいい香りが出て、赤銅色になったら煮あがり。

 ざるに開けて湯を切る。

 

③ 生の時よりも、きれいな色になります。

  この時点では、足もしっかりついています。

 

④味付けの材料をすべて(塩以外)鍋に入れて、炒り煮にする。

 

⑤火は中火で、汁が少なくなったら焦げないように弱火にする。

 出来上がりまで、およそ30分くらいかかります。

 

⑥クルミを入れてさらに入り、最後に塩をパラパラ入れると、

 水分がさらに飛び一気に食感が良くなる。

 このサクサク感は、山形では、「そりそりする」と言います。

 

⑦さあ、出来上がり❢

 

 ところで、我ら全員山形県人ですが、全員このイナゴを食べられるかというと、

 そうでもなく、妙にくるみだけ食べていた人もいたような…。

 年齢にはあまり関係なくて、若い人も、そりそりそりそり…。

 おばあちゃん子だったなんて言う人は、まず皆さんおいしそうに食べますねえ。

 ちっちゃい頃、ばあちゃんから、おやつに食べさせられてたんだね。

 そういう時は、ちゃんと足取ってくれるんだなあ。

 付きっきりで、ばあちゃんが…フフフ…(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

福糧: 食したら 口の中には香ばしさ くるみと混ぜて 秋語る

     去年より、塩の多さでそりそりと

     仕上げには くるみを入れて ボリューミー

 

ベアーズベーカリー店長: いなご?はい。食べれます。

      好きって言えるかも…。

      ただ、スーパーのべたつくイナゴはイマイチで、

       キラーさんのそりそり感は、すっごくいい感じですっ❕

 

社会科の先生某渡邉 :食べれますよ。好きかって言われると…。

      母親は、僕を生む時イナゴを沢山食ったんだって話します。

      イナゴの栄養でできました。僕のもと。

 

鬼S : としょりばあちゃんが良~く作ってくれたなあ。

     学校から帰ってくると、秋口から冬のおやつのまあ半分はイナゴ。

     残りの日は焼きおにぎり…。

     いなご=ちょいがっかりなとしょりばあちゃんのおやつの味だな~。

     ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ…。