小籠包のふるさとは上海 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

これがパステル?!
と息を飲む…その繊細さと迫力に
大切な人からの優しさに気づき
幼い日の勇気を思い出す
そんな自分の心と向き合えるパステル原画のオーダーをお受けしています。

パステル教室も随時リクエストをいただいて開催します!



あっという間に3月になってしまいました。


5日に予定しております「美味しい星読み☆飲茶ランチ」


小籠包を ぞんぶんに味わっていただくのですが


はて? 小籠包って一体なんだ?



はい!こんな美味しいものだからお教えしちゃいます



小籠包


中華点心の一種。上海が起源と言われています。

あまりにも有名なのが



こちら 「豫園」の南翔饅頭店





いつ行っても人・人・人・・・・の豫園

(スリにご注意!)



こちら 「豫園」の南翔饅頭店




小籠包は 中国では特別なお料理ではなく庶民の味です。



「南翔饅頭店」は 3階建てで、


1階はテイクアウトの売り場。いつも長い列ができています


2階は 庶民派のレストラン 


3階は ちょっと値の張った小籠包と点心のプチコースが

     味わえる ゆったりとしたレストラン。


になっています。


お値段も日本の半額ぐらい。


小籠包の発祥は諸説あります。


ちなみに 台北の「鼎泰豊」が日本では有名ですね。


実はこの「鼎泰豊


もともとは南翔饅頭店なんです。


というのは 蒋介石の国民党が共産党に追われて


台湾に逃れる際に 第一級の料理人たちを


ごっそり連れて台湾に逃げて行ったのです。

(故宮博物院の宝物も運び出せるものはすべて

この時一緒に台北へと渡っていきました)


その南翔饅頭店から連れ去られた料理人が開いたのが


「鼎泰豊」なのです。


当然美味しいわけです。


小籠包に限らず 北京・広東・四川・湖南 


中華料理の名シェフは台湾へ。


中国大陸に残ったのは 格下のシェフだったというわけです。


台北で あらゆる美味しい中華料理が味わえるのは

このおかげです。



8年前ぐらいに「鼎泰豊」は 上海に進出しました。


故郷に錦を飾ったわけです。


上海では 鼎泰豊派? 南翔派?なんて話題もでます。



私ですか?


もちろん 鼎泰豊派ですチョキ


続く・・・バーミヤン