まず自分が教えに従い進む | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏は、自分が修行に励むだけでなく、その周りの人も修行したい、善をしたいという気持ちにさせる。それは仏自身、自分はこんな仏になりたいという高い志を持ち、そんな存在になる為に、日々、自ら取り組んでいるからです。

人を幸せにしたいと思ったならば、自分だけがどれだけ善に
励んでもダメで、幸せにしてあげたいと思う相手も善に励むことが必要です。

でも、それがなかなか難しい。人間というのは、それぞれ自分が正しいと思う考えを持っていて、その自分が正しいと思うことに対しては頑張っても、仏教の教えに従い、頑張ることはしない。

そんな人に善をやりたいという気持ちにさせることは一筋縄ではゆかない。

だからこそ、まず仏法を伝える者が、高い志を持って、幸せな世界を実現してゆく。その為に積極的に善に励み、善に励むことが喜びでなければならない。

幸せにしてあげたいと思うからこそ、誰よりも自分が教えに従い、前に進む。

その姿を通して、相手にもこんな人になりたいと思ってもらうしかないと思いました。