私たちは根本的に認められたいという気持ちを持って生きています。そして、私たちのすべての行動はこの認められたいという心が常に働いています。
そういう意味で、私たちはいつも人に縛られて生きていると言ってもいいでしょう。
本当は、その認められる存在が親でなければならない筈なのに、親が無条件で認めてくれないと、子供は、認められる為に様々な努力をするようになります。
そして、頑張って認められると、段々頑張らなくなる。
何故なら、結局、私たちは無条件で認めて欲しいからです。
頑張らなくて認めてくれる人がいなければ、私たちはいつまでも頑張らなければ認められない世界で苦しまなければならなくなる。
親が無条件で認めてあげなければ、子供はいつまでも認められるという縄に縛られながら生きなければならなくなるのですね。