人は思い通りにならない時になぜ腹を立てるのだろう。
私たちは間違った因果の道理を信じていて、自分に悪い結果がやってきた時、それは自分が悪いからだと思う心があります。
だから、悪い結果がやってきた時、どうしても自分が悪いからだと思って自分を責める。
でも、自分が悪いと思いたくないから、怒りを起こし、相手を責めてしまうのです。
だから、悪い結果がやってきた時、自分が悪かったと思わず、仕方がなかったと思えば、腹を立てなくても済みます。
私たちは悪い結果がやってきて欲しくないから、自分の思う正しいことをしています。
しかし、どんなに正しいことをしても、思い通りにならない結果はやってくる。
それは仕方がないことであり、自分を責めても変わることはない。
だからこそ、自分を責めても苦しむだけだから、仕方ないと許すことが大切なことなんですね。