いつも気を張ることは難しいけれど、仏教では、どんな時も玉子を握っているような気の張りを保ちなさいと教えられる。
これを中道と言います。
私たちは気が抜けると、心が我に覆われる。そして、思い通りにならないと腹が立ちます。それで相手を傷つけてしまう。
仏教ではどんな時でも、周りの人に安心感を与えるように振る舞いなさいと教えられる。
だから、その為には気を張らなければならない。
でも、気を張るといっても、緊張し過ぎると、続かない。だからと言って、抜き過ぎると、相手を傷つけてしまう。
だから、気が抜けない程度に気を張り続けることが大切。
誰でも少しの間ならできる。
でも、それを二十四時間、三百六十五日続けることが難しい。
でも、それができてこそ、安心感を与えられる。
いつも気を張ることは難しいけど、周りの人を幸せにするにはそれが大切なんですね。